2006年11月29日
コンテンツ番号4752
〜経済産業省統計功労、秋田県統計功労〜
工業統計調査など経済産業省所管の統計調査での功績が認められた方に11月29日、岸部市長から感謝状が伝達されました。また同日、今月8日に秋田県庁で行われた「秋田県統計功労者表彰式」で知事から経済産業大臣表彰を伝達された方、県知事表彰などを受けられた皆さんが市長に受賞の報告を行いました。
感謝状を伝達されたのは、構造統計調査28回の松尾恵子さん(綴子字古関:54歳:)、同調査14回の佐藤キノ子さん(上杉字上屋布岱:57歳)、同じく14回の佐藤樹さん(阿仁銀山字上新町:45歳)。3名は工業統計調査や商業統計調査、商工業実態基本調査、特定サービス産業実態調査など経済産業省所管の統計調査の調査員を多年にわたり従事された功績が認められたもので、市長からこの日出席した2名に経済産業省経済政策局調査統計部長からの感謝状が手渡されました。
経済産業大臣表彰を秋田県知事から伝達されたのは構造統計調査48回の小林勲さん(阿仁銀山下新町:69歳)、県知事表彰を受けられたのは小塚繁さん(旭町:72歳)、高関英男さん(阿仁幸屋渡字上添根:61歳)、三杉晃一さん(阿仁荒瀬字念仏沢出口:50歳)、また、第57回県統計グラフコンクール中学生の生徒の部で入選したのは鷹巣中学校3年の小笠原唯さん、藤島美和子さん、三沢里奈さんらの作品。
県知事表彰の3名は、国勢調査、商業、工業統計、農林業センサスなどの調査員を多年にわたり従事された功績が認められたものです。統計グラフコンクールは、広く県民に統計に親しんでもらうとともに、統計知識の普及と表現技術の研鑽を図ることを目的に毎年実施されているもので、地域や学校などの身近な話題から、環境問題や政治などの社会的な話題まで様々な作品が応募されています。今回入選した作品のテーマは「中学生の心の奥」でした。なお昨年も「中学生の悩み」をテーマに鷹中が入選しています。
大臣表彰の小林さんは「初めて調査員業務を引き受けたのが昭和32か33年頃。以来毎年調査員をしている。初めはいろいろとまどいもあったが、数を重ね調査の効率をあげた。特に難しいと思ったことはないが、近年の社会情勢のなかで、2年ほど調査票を提出してもらえなかった事業所があったことが残念に思っている」と調査に関する感想と受賞の喜びを語ってくれました。
岸部市長は労をねぎらいながら「統計は基本計画など作成するのに一番大事なデータ。皆さんの協力があって地域の発展がある」と、また、中学生には「統計は表現力や数学力を発揮しなければならないもの。たくさん勉強してまた来年も出展できるよう後輩に教えて」と受賞と入選を讃えました。