2006年10月30日
コンテンツ番号4697
〜まとび学園収穫祭〜
長期山村留学「まとび学園」の収穫祭が10月28日、学童研修センター駐車場で行われ、同学園で育てた米や野菜の収穫を喜び合い、自然の恵みに感謝しました。
収穫祭では、学園生7人をはじめ、地元の小学生や、受け入れ農家、地域の方、学園生の父母らと一緒に、「千歯こぎ」や「足ふみ脱穀機」、「唐箕(とうみ)」など昔の農機具を使った農作業に挑戦し、先人の知恵を体験しました。
今回脱穀作業に使用した米は、1反(約10アール)の水田を学園生が田起し、代かき、田植え、稲刈りをして収穫したものです。 お昼は収穫した新米を使ったカレーライスを食べ、自分たちで育てたお米を味わいながらいただきました。
午後からは、山村留学体験発表が行われ、学園での活動発表や受け入れ農家での体験、染物や山菜、秋田の郷土料理など自分の興味関心があったものを個人研究として発表しました。 そのほか学園では、日本の伝統文化に触れる体験として、和太鼓と民舞を取り入れており、石川県の「豊年太鼓」、北海道の「ソーラン節」、「三宅島木遣打ち込太鼓」が披露されました。
まとび学園は、旧合川町で平成5年より継続している山村留学制度で、1年間受け入れ農家と山村留学センターを交互に生活し、今年度は7人の小学生が親元を離れ、山村留学生活を送っています。
(2006.10.30)