2006年09月04日
コンテンツ番号4679
岸部市長9月定例記者会見
岸部市長の9月定例記者会見が4日、市役所会議室で開かれ、12日から始まる予定の定例市議会に上程する9月補正予算案や今後の主な行事日程、市庁舎1階フロアの模様替えなどについて説明しました。
このうち、市庁舎の模様替えについて市長は、「市民により使いやすい庁舎にするための各課の配置替えだが、市民ホールスペースがせまいなどまだ検討の余地があるので、今後順次改善していきたい」と述べていました。 各項目についての市長及び担当者の説明は次の通りです。
9月補正予算案
9月補正予算案は、歳入歳出にそれぞれ22億9229万3千円を追加し、予算総額を233億9722万9千円とするもの。主な内容は、総務費では「市民憲章碑」作製79万円、「企業立地意向調査委託業務」99万8千円、衛生費では「北秋田市上小阿仁村病院組合組合負担金」2億2900万7千円、農林水産業費では「あなたと地域の夢プラン事業」892万8千円、「地域提案型農業法人育成事業」80万円など。
商工費では「特産品開発」110万9千円、「マスターズスキー大会補助」60万円、教育費では「スクールガードシート」42万8千円、阿仁スクールバス購入569万3千円、「体育館整備費」1641万3千円など。災害復旧費では「農地農業災害」5754万円、「林道災害」1318万円など。また、諸支出金には地域振興基金として19億1890万円を計上しています。
このうち、市民憲章碑は、現在市庁舎前に設置されている「鷹巣町民憲章」の碑文(石碑)を市民憲章に改修するもの。企業立地意向調査費は、700社あまりの企業を対象として北秋田市へ立地する意向があるかの調査を委託するものです。商工費の特産品開発については、現在市独自の特産品と言われるものがないことから、秋田わか杉国体、全国植樹祭の開催に合わせ特産品開発を目的とするもの。なお、マスターズスキー大会(東北大会)は、森吉山スキー場対策として開催することから、商工費に計上しています。
また「体育館整備費」は、わか杉国体準備のため、鷹巣体育館のバレーボール支柱、非常バッテリー、暖房設備等を整備するもの。災害復旧費の農地農業災害復旧費については、7月上旬に発生した集中豪雨による災害復旧のため計上するもの。地域振興基金の財源は合併特例債が95%、一般財源が5%。3年を目途に積立しているものです(H17年度:5億円、H18年度:24億1890万円)。
9月、10月の主な行事
9月23日‥‥たかのす太鼓まつり(大太鼓の館野外ステージ)
10月1日‥‥阿仁ゴンドラで行く紅葉鑑賞 (〜29日)
10月7日‥‥太平湖小又峡紅葉まつり2006(〜31日)
10月8日〜10日‥‥ドラムサークルジャンボリー
今年の太鼓祭りの出演団体は綴子上町・下町大太鼓保存会、鷹巣ばやし普及会、婦団連ふるさと太鼓・ふると子供太鼓、森吉山麓火まつり太鼓、ドラムサークル愛好会、鷹っこばやし、の市内8団体ほか、市外からも出演を予定。
ゴンドラ運行については、9月中は土・日・祭日。10月からは29日まで毎日運行(天候により時間の変更、休止等あり)
7日は紅葉まつりのオープニングセレモニー。ガイドによる小又峡自然観察会を実施します。また、期間中の土・日・祝祭日は、味噌付けタンポ、マイタケ、なめこ、イワナの塩焼きなど特産品・旬の味覚販売コーナーを設けます。
「ドラムサークル」とは、観客のいない参加型音楽活動。心の健康などを目的に、自由にドラムを演奏します。全国に愛好者がおり、今回は本市の北欧の杜公園を会場に全国から愛好者が集い、活動します。また、10月8日は市文化会館で、このドラムサークルの普及活動などを行っている橋田ペッカー正人氏が市内のアマチュアバンドなどとともに交流するイベントも開催されます。
市庁舎1階フロアの模様替えについて
市庁舎1階西側(玄関を入って左側)のフロアについては、市役所を訪れた人が事務機器等の配置のため職員から見えにくく、利用案内等に不便があったことなどから、より利用しやすい配置とするため行うもの。従来の市民ホール部分に市民課を移動、また福祉事務所からは利用者が見えやすく、声をかけられる体制とするように各課を配置しています。
(2006.9.4)