2019年12月12日
コンテンツ番号3225
米広組が林野庁長官賞を受賞
(2019年12月12日)
第20回民有林治山木材使用工事コンクールで林野庁長官賞を受賞した有限会社米広組(薄井忠尚社長)が、12月12日(木)に市役所を訪れ、津谷市長に受賞報告をしました。
治山工事の技術力等を競う第20回民有林治山木材使用工事コンクール(一般社団法人日本治山治水協会及び日本林道協会主催)の表彰式が11月27日に全国都市会館(東京都)で行われ、米広組が当市の大渕地区で施工している予防治山事業が、本県では初めてとなる林野庁長官賞を受賞しました。受賞にあたっては、一般的にコンクリートで施工する土留めのダムを秋田杉の角材を積み木のように組み立てて治山ダムを施工した技術が評価されました。
この日は、薄井社長が市役所を訪れ「今回施工している工事は県内で初めて取り組んだもので、色々と調べ独自の方法で行った。表彰式では、全国の業者と話ができて、とてもいい勉強になった。施工にあたってはノウハウがなく大変だったが、地元の方からは以前より土砂が流れてこなくなったと伺っている」などと津谷市長に受賞を報告しました。
報告を受けた津谷市長は「地元の木材を使った治山事業ということで、とても環境にやさしいダム。森林地帯である当市でこのような事業を行っていることはPRにもなる。今回の受賞を励みにこれからもがんばってもらいたい」などと受賞を称えました。