2006年09月05日
コンテンツ番号4676
北秋田市敬老式 〜合川地区から〜
北秋田市の敬老式が、9月5日の合川会場を皮切りに旧町ごとに開催されています。
市全体の今年の対象者(75歳以上)7201人。合川地区の対象者は1433人で、そのうち468人が合川体育館で行われた敬老式に出席して互いの健康と長寿を祝いました。
式典では、岸部市長が「北秋田市の誇りは、豊かな自然と豊かな文化、そして皆様方の豊かな年輪。これからもはつらつと、さらに長寿の日々を送られますよう、心からお祈りします」と祝辞を述べました。
つづいて、参加者を代表して、今年から敬老者の仲間入りをした佐藤勇助さん(木戸石)が「私たちのためにこのような式を催していただき、大変うれしく思う。これからも、健康で明るく、地域の支えになって長寿を全うしたい」とお礼の言葉を述べました。
市からは、敬老式のお祝品として、75歳以上の方全員に記念品が贈られ、米寿(88歳)の方には「バスタオル」、白寿(99歳)の方には「綿毛布」が記念品としてそれぞれ贈られました。
また、同時に行われた金婚(結婚50周年)、ダイヤモンド婚(結婚60周年)のお祝いでは、記念額付きの「お祝い状」が贈られました。
式典後には、祝芸に合川民謡同好会の演芸、あいかわ保育園の「駒おどり・奴おどり」が披露され、参加者の皆さんは心のこもった各演目に相好をくずしながら、記念の一日を楽しんでいました。最後は万歳三唱で締めくくり、健康と長寿を誓い合いました。
「私のおじいさんとおばあさん」 合川東小学校 6年 長濱 悠(はるか)
私のおじいさんとおばあさんは、農業をしています。毎日朝早くから田んぼや畑に行きます。田んぼでは、水の管理をしたり、肥料をまいたりしています。お米の収穫にむけて毎日がんばっています。また、畑では、水をあげたり、雑草をぬいたりしています。おいしいお米や野菜を作るために毎日がんばっています。
おじいさんやおばあさんが作ったお米や野菜は、本当においしいです。おいしいのは、心をこめて作っているからだと思います。今年の夏に食べたきゅうりは、歯ごたえがあり、あまくておいしかったです。また、家では、料理や洗濯など私のめんどうを見てくれます。お盆やお正月には、お客さんがたくさん家にきます。そんな時には、家中をきれいに掃除したり、たくさんの料理を作ったりします。みんな集まって話をしている時のおじいさんとおばあさんは、とてもうれしそうでした。そんな二人を見ると、私もうれしくなります。
そんなおじいさんとおばあさんですが、足こしが痛いと言うことが多くなってきました。私は、その言葉を聞くたびにさみしくなります。このまま畑や田んぼに行けなくなったらどうしようと不安になるのです。もし二人がいなかったら、暗い家に帰らなければなりません。想像するだけでも怖くなります。二人がいてくれるだけで私は、安心して暮らしていけるんだということに気がつきました。
私の大好きなおじいさん、これからもずっとおいしいお米を食べさせてください。私の大好きなおばあさん、これからもずっと歯ごたえのあるきゅうりを作ってください。私が働くようになったらマッサージ機をプレゼントしてあげます。健康に気をつけて、いつまでもがんばってね。おじいさん、おばあさん。