2006年09月21日
コンテンツ番号4657
市役所など2カ所で出発式
9月21日から平成18年秋の交通安全運動が始まりました。北秋田市では、市交通安全対策協議会など関係機関の主催により市内2カ所で同運動の出発式を行うとともに、パトカーなどの車両が市内の目抜き通りをパレード、沿道の市民に交通安全ルールの順守や事故防止を呼びかけました。
出発式は市役所本庁舎と森吉支所前で行われ、うち午前7時から本庁舎で行われた出発式には鷹巣地区交通安全協会、同母の会、鷹巣地区交通指導隊など関係者約120人が参加しました。
はじめに交通安全功労者の表彰が行われたあと、市交通安全対策協議会の会長でもある岸部市長が「本市での交通事故は昨年より減少しているが、これも皆さんや関係者の取り組みの結果。心から感謝申し上げたい。しかし、全国的には高齢者の事故が増加。また、飲酒運転の廃絶が叫ばれており、市民一人ひとりが心がけ悲惨な交通事故をなくしましょう」などとあいさつ。
続いて、北秋田警察署の西村幸実副署長が、「管内の交通事故の負傷者の内、25%が高齢者。前方不注視や安全不確認など基本的な原因が多い。これから日が短くなると薄暮時のトラブルが増える。みなさんの活動とともに、職場での声かけなどで、いっそうの安全確認を徹底していただきたい」と、取り組みのポイントなどについて促しました。
また、鷹巣地区交通安全協会の宮野賢一郎会長は、「飲酒運転が大きな社会問題になっている。絶無に向って一層の取り組みをお願いしたい。現在のところ市は良い状態だが、これも皆さんの努力の成果。事故のない、明るく住み良い市を作るため、力を合わせて事故をなくしましょう」と呼びかけました。
出発式の最後には、参加者を代表して鷹巣地区交通安全指導隊の桐越由紀子さんが「私たちは、交通事故のない明るい北秋田市を築くため法令を順守し、常に交通ルールとマナーを良く守り、譲り合いの精神で運転することはもちろん、交通安全運動の重点目標を広く広報し、悲惨な交通事故の絶無に務めます」と誓いの言葉を読み上げました。
同運動は21日から30日までの10日間。市では
- 夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗車中の交通事故
- 後部座席を含むシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
- 飲酒運転の徹底追放
の3点に重点を置き、運動を展開します。
交通安全功労者等の表彰者は次の通りです。
▽東北交通栄誉表彰 大川正行氏
▽交通栄誉緑十字銅章表彰 長岐亮仁氏 佐藤健二氏 成田則雄氏
(2006.9.21)