2006年09月21日
コンテンツ番号4656
このほど、北海道の札幌コンサートホール「キタラ(kitara)」で開かれた第29回全日本お母さんコーラス全国大会((社)全日本合唱連盟、朝日新聞社主催)で「おかあさんコーラス賞」を受賞した本市の合唱グループ「る・それいゆ(戸嶋保子代表)」の戸嶋代表ら6人が21日、市役所を訪れ岸部市長に受賞の報告をしました。
この大会は、コーラス活動を通じて、「よろこび、あふれる」おかあさんの姿を表現してもらうことなどを目的に開催されているもので、日本合唱連盟全国9支部21会場の予選支部大会で選ばれた62団体が参加しました。る・それいゆは、発足13年目で初の全国大会出場。市内外での発表会や客演などで実力を培い、今年6月に行われた盛岡市での東北大会で、55団体中5団体という推薦枠に入り、団員17人が8月26・27日の2日間にわたって開催された同大会に出演したものです。
大会で歌ったのは、東北大会と同じシャンソンの名曲「パリの空の下」、ロシア民謡の「道」の2曲。三澤由美子さん指揮により、ピアノの工藤智子さんとアコーディオンの安田典夫さんの伴奏で全国から訪れた参加者と聴衆に息の合ったハーモニーを披露、同賞受賞となりました。
戸嶋代表は、「全国大会の(パイプオルガンもある音楽専用の)素晴らしいホールのステージに立てたことがとても励みになった。また、全国の合唱団の演奏に触れることができ、とても勉強になった。これからも地道に練習を積み重ね、文化向上の手助けになればうれしい」と述べていました。
岸部市長は、「練習会場の確保などに苦労するなど、地道な努力が成果を結んでの受賞。他団体の活動にとっても励みになること。喜びもひとしおでしょう。コーラスは健康にとってもよいこと。末長い活動を」と、受賞を称えていました。
同グループは、来る23日(土)に開催されるモーツァルト生誕250周年記念事業「モーツアルトが来た!アッ!きた!(会場:市文化会館)」に出演するほか、もりよし合唱祭(10月8日・森吉コミュニティセンター)、天王町芸術文化協会招待による公演、また11月3日の秋田県音楽祭(11月3日・県民会館)にも出演が予定されているなど、ますます活動が忙しくなりそうです。
(2006.9.21)