2006年08月02日
コンテンツ番号4640
本市での思い出を胸に5日帰国予定
岸部市長、三澤教育長と2年間の国際交流員の思い出などを語るアンジェラさん
このほど国際交流員※の任期を終え、出身地のハワイに帰国することになったアンジェラ・敏子・トンプソンさんに8月2日(水)、岸部市長が感謝状を贈呈、感謝の意を表しました。
アンジェラさんはアメリカ・ハワイ州出身。祖父母とも沖縄出身という日系3世です。高校時代から日本語を勉強し、ボストン市のタフツ大学を卒業後、旧森吉町の国際交流員として来日、小中学校や公民館を中心に活動を行ないました。
森吉町当時、子どもたちは学校や公民館でアンジェラさんのわかりやすい指導で、ゲームやフラダンスを通して異文化に触れることができました。また公民館では英会話教室のほか、フラダンス教室や国際料理教室など、いろいろな講座を開催し、たくさんの方々に指導していただいています。
市役所応接室での感謝状贈呈のあと岸部市長は、「2年間ご苦労さまでした。英会話はもちろん、フランダンス講座などハワイ出身のアンジェラさんならではの指導もしていただき、市民と一体になって本来の交流員としての職務以上の仕事をしていただいた。ほんとうにありがとう」と、感謝と労いのことばをかけました。
アンジェラさんは、「森吉町、そして北秋田市での交流員の仕事はとても楽しく、思い出がいっぱい。みなさんに声をかけていただき、うれしかった。ほんとうにありがとうございます」と感謝のことばで応え、いつかまた北秋田市に遊びに来たいと話していました。
アンジェラさんは今週5日に離日、帰国後は地元ハワイ大学の大学院に入学し、弁護士を目指して法律を学ぶ予定だそうです。北秋田市での思い出を胸に、新たな目的を果たされることを期待します。(→アンジェラさんのごあいさつはこちら〔「広報きたあきた」8月1日号掲載のもの〕
【※国際交流員とは】
JETプログラム(語学指導等を行う外国青年招致事業)に参加し、地方公共団体で国際交流事業に従事する外国青年のことで、国際交流員(CIR)と外国語指導助手(ALT)として採用されます。国際交流員は日本語が話せることが条件となっています。 旧森吉町ではアンジェラさんで7代目。旧鷹巣町でも平成12年度までに5人の交流員が活動を行っています。