2019年12月20日
コンテンツ番号3220
2021年の世界遺産登録を目指す
(2019年12月20日)
伊勢堂岱遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が、12月19日(木)の世界遺産条約関係省庁連絡会議を経て、12月20日(金)に閣議了解がされ、世界遺産への推薦が正式決定しました。
「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、4つのストーンサークルを主体とする本市の「伊勢堂岱遺跡」や大規模集落跡の「三内丸山遺跡(青森県)」など17遺跡で構成され、狩猟や採集などを基盤とした先史時代の文化を知る遺跡群として世界的な価値があると訴えていました。そして7月30日(火)に、世界文化遺産推薦候補に決定し、世界遺産登録へ向け関係自治体連携し努力してきました。
今後は、2020年2月1日までに国がユネスコへ推薦書を提出、同年9月頃に国際記念物遺産会議(イコモス)が現地調査、21年5月頃にイコモスによる評価結果の勧告、同年夏頃に開催されるユネスコ世界遺産委員会で登録の可否が決定という流れになります。登録に向けて、関係自治体などが連携し、一層の努力が必要となってきます。
津谷市長コメント
19日、世界遺産条約関係省庁連絡会議で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に「北海道・北東北の縄文遺跡群」を推薦することが決定し、本日閣議了解されましたので、ユネスコへ推薦書を提出していただくことになりました。
まずは、正式な推薦を受けまして、構成資産である伊勢堂岱遺跡の保存活用に日頃からご協力いただいております関係各位並びに市民の皆様とともに喜びを分かち合い、引き続き遺跡の魅力発信に一丸となって取り組んでまいります。