2006年08月11日
コンテンツ番号4619
児童合唱団が熱の入ったリハーサル
9月の公演に向け、指揮者の中島良史さんらの指導を受ける「北秋田市アマデウス児童合唱団」
今年はモーツアルトの生誕250周年。世界中で記念演奏会などが行われています。本市でも9月下旬、モーツアルトの音楽を特集したコンサートが開かれます。題して「みんなにおくるモーツアルト物語〜北秋田にモーツアルトが来た!アッ!きた!(きたあきた)」。
このコンサートは、プロの音楽家と市民が手づくりでモーツアルトの音楽を楽しく紹介するもので、市内の子どもたちも合唱団などで出演します。8月10日(木)には、コンサートのために結成された「北秋田アマデウス児童合唱団」が、指揮者の国立音楽大学教授・中島良史さんらの指導でリハーサルを行いました。
同合唱団は、「浜辺の歌音楽館少年少女合唱団」や合唱経験のある児童・生徒約50人で構成。この日は、うち30人ほどがリハーサルに参加、子どもには難しいといわれるモーツアルトのオペラ曲などに取り組みました。また、地元合唱団「る・それいゆ」「コールもりよし」「MMC」の皆さんも本番さながらに練習を行いました。
コンサートは2部構成。第1部ではモーツアルトの生涯をミュージカル風に紹介、後半の第2部ではオペラ「魔笛(まてき)」からその一部を上演します。合唱団のほか地元からは創作太鼓グループ・鷹巣ばやし普及会等も出演、西洋音楽に「和」のムードを加えた演出もあります。
市民参加による手づくりのステージをさらに盛り上げていただくのは、二期会会員の小川伸子氏(ソプラノ)と山下浩司氏(バリトン)。そして、ピアノの高島千香氏、フルートの丸田悠太氏など。本格的な歌と演奏による素晴らしい舞台が期待されます。
演奏曲目は「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」「アレルヤ」、オペラ「魔笛」より「アリア」「デュエット」など。古典音楽を楽しく聴いてみませんか。モーツアルト音楽の魅力がいっぱいです。
コンサートは9月23日(土)、午後6時30分開演。全席自由で前売券は一般2,000円、中・高生500円、親子券2.300円など。お問合せは市文化会館まで(TEL:0186-62-3311)。
(2006. 8.11)