2006年08月13日
コンテンツ番号4614
郷土芸能で先祖の供養と豊作を願う 森吉
お盆の行事として集落に伝わる郷土芸能が8月13日、森吉の米内沢地区で、駒踊りと奴踊りが披露されました。
米内沢獅子踊り
今からおよそ400年前、天下分けめの関ヶ原の戦いに破れ、水戸の大藩から秋田20万石に転封させられた佐竹義宣公のその国がえの途中、殿様の旅情を気遣い、家臣が考案したのが駒踊りの発端で、豊作祈願と合わせて、祖先の霊を慰めるお盆の中心行事としてこの地に定着しました。
駒頭を先頭に、赤と青の二手に分かれ、笛・太鼓の囃しの音とともに「シッサ、シッサ」の掛け声で踊る姿は勇壮絢爛です。
この日は、米内沢神社を出発し、町内を巡回。もりよし荘前では米内沢保育園の年長児も参加。日頃の練習の成果を披露しました。 米内沢獅子踊りは米内沢共勇会を主体とし、地元の小学生から大人まで参加し、毎年8月13日に行われます。