2006年08月24日
コンテンツ番号4599
「ヤマヤマ」 市無形民族文化財
8月24日の夜、米内沢地内で「ヤマヤマ」が行われ、燈篭先頭に馬鹿囃子と共に練り歩き中学3年生を中心に幼児まで約100人が学業向上・成就を祈願しました。
「ヤマヤマ」は米内沢本郷に伝わるもので、旧暦の6月24日七座天神祭の夜、高さ二丈五尺の燈篭を先頭に馬鹿囃子と共に二里歩き、昔はこの後を作踊りを踊り歩いたといわれています。(現在は8月24日に行われている。)
地区の中学3年生が中心となり8月に入ると4段になっている絵燈篭の下書き等の作業に着手。4段の絵燈篭の上には宮型燈篭が上がり菅原神社を祀る。由来沿革は不明ですが、江戸時代末期には行われていたといわれています。
平安時代、朝廷より派遣された坂上田村麻呂将軍がこの大灯篭に武者絵を描き蝦夷を驚かし退治したともいわれ、青森のねぶたが横に広いのに対し、ヤマヤマは高さがあり関連性が指摘されています。
何時の時代からか学問の神様、菅原道真公を祀るようになり、菅原神社祭典となった。
中学3年生の進学にかけて、学業向上、学業成就、高校受験合格等を祈願しています。