2006年07月12日
コンテンツ番号4573
綴子土地改良区
このほど、綴子土地改良区(三沢敏行理事長)が農地集団化や施設整備に係る功績で表彰を受け、7月12日(水)、三沢理事長が市役所を訪れ、岸部市長に報告を行いました。
同改良区は昭和21年に創設された綴子耕地整理組合が前身。農業用水に恵まれなかった綴子地区で早くから画期的な土地改良事業を進め、平成3年には秋田県第1号として低コスト化大区画ほ場整備事業を実施するなど、先進的な事業を行ってきました。
このうち、担い手育成ほ場整備事業として実施・完了した楢木田(ならのきだ)地区が、農業経営の安定と地域農業の発展に寄与したことが評価され、6月29日に秋田市で開催された秋田県農地集団化推進事業協議会の総会の席上、他の11地区とともに表彰されたものです。楢木田地区は、農家戸数が86戸。集団化前は358団地でしたが、換地による集団化によって130団地になるなど(集団化率84%)高い生産性と合理化が図られています。
また施設面で同改良区は、これまで基幹水利施設補修事業、水利システム保全対策事業などを実施してきましたが、用排水施設等の被害防止と機能向上によって防災事業の発展に寄与した功績により、7月6日、用排水施設整備事業促進東北協議会から表彰を受けました。
三沢理事長は、「表彰は、市の協力はもちろんのこと、農家の皆さんをはじめ関係者の理解と協力のおかげ。これを励みにさらなる生産性向上を目指したい」 と述べていました。
また、報告を受けた岸部市長は「おめでとうございます。受賞は長年にわたる取り組みの成果。これを契機に今後も地域農業の発展に尽くしてほしい」と受賞を称えました。
(2006.7.12)