2006年07月25日
コンテンツ番号4557
鷹巣神社祭典
鷹巣神社の祭典が24日から始まり、太鼓の引き山やみこし、露店などで、町内が祭りの熱気に包まれました。25日(火)の本祭りでは、鷹巣町商工会青年部(野宮幸博部長)が鷹巣神社の氏子・神官らとともにみこしを巡行、市街地を巡りながら鷹巣神社に奉納しました。
みこしは、神社に長い間お蔵入りになっていたものを、町村合併を控えた一昨年、同青年部が「活気のある祭りにしたい」と34年ぶりに復活させたもので、今年も青年部員のほかに42歳の厄年にあたる男性や高校生らが担ぎ手として協力、女性も含め30人ほどが巡行に参加しました。
鷹巣神社のみこしが担がれたのは、戦後間もない昭和22、23年頃が最初。その後一時期途絶えたものの、昭和43年から3年間、鷹巣青年会を中心として学生なども参加、100人余りの担ぎ手で町内一円をくまなく巡回したそうです。しかし、その後は軽トラックに載せられて数年間巡行したものの、担がれることはなくなり、お蔵入りになっていたものです。
巡行は午後1時、全員で気勢を上げながら鷹ノ巣駅前を出発、「セヤ!、セヤ!」と威勢のよい掛け声をかけながら駅前・銀座通りの目抜き通りを経て鷹巣神社に向いました。 この日は、前日までの梅雨空から晴れ間が広がり、日差しも強くなりましたが、担ぎ手らは肩に食い込む総重量約300キロの重さと強い日差しに耐えながら、汗だくでみこしを神社に奉納、商売繁盛や家内安全などを祈願しました。
奉納を終えた青年部員の1人は、「平日のお祭りで担ぎ手が少なくたいへんだったが、高校生も協力してくれて助かった。担ぎ終えた後の爽快感は最高。来年はぜひ皆さんも参加を」と、みこし巡行への参加を呼びかけていました。
また住吉町通りでは、およそ350メートルほどの通りの片側に、わた飴売りや金魚すくいなど露店が建ち並び、浴衣姿の家族連れや子どもたちなど多くの人手で賑わっています。
露店は今日25日も夜9時まで開店の予定です。
(2006.7.25)