2006年07月30日
コンテンツ番号4547
北秋田市自主公演によるアマチュアバンド演奏会「夏バン!2006」が7月30日、市文化会館で開かれ、詰めかけた約300人のロックファンらが地域の若者たちによる熱い演奏に引き込まれました。
出演したのは、主に市内で活動している「Nightmare(ナイトメア=森吉)」「Torque(トルク=鷹巣)」「BRAT(ブラット=森吉)」「Wild Cherry(ワイルド・チェリー=鷹巣)」「COOL(クール=鷹巣)」の5つのグループ。市内には20ほどのアマチュアバンドがありますが、いずれのグループも独自に練習を続けてはいるものの、予算や会場などの都合で発表の機会が少ないのが現状。そこで文化会館が若者たちの活動を支援することなどを目的として自主事業を企画、今回の演奏会となったものです。
各グループのスタイルは、ヘヴィ・メタルといわれるジャンルから沖縄民謡を取り入れたものまでさまざま。はじめに登場した「Nightmare(ナイトメア)」は、ボーカルや楽器担当者がそれぞれ顔にメイクを施して登場、デーモン小暮で知られるロックバンド「聖飢魔II(せいきまつ)」のヒット曲を力いっぱいに演奏し、会場をヒートアップさせました。
このあと4つのグループも、「BOOWY(ボウイ)」や「BIGIN(ビギン)」などそれぞれお気に入りのバンドの曲を5〜6曲ほどを演奏、阿仁地区や大館市など遠方から訪れた観衆も3時間にわたり、夏の夜をさらに熱く過ごしていました。
今回の演奏会は、高校生のグループも熱心に聞き入るなど関心も高く、演奏会を取りまとめた出演者の1人は、「このような発表の機会を継続できれば地元のバンド活動にも励みになり、また底辺拡大にもつながる」と次回の開催を期待していました。
(2006.7.30)