2006年07月31日
コンテンツ番号4546
〜報告会では東北大会での健闘を誓う〜
第72回全県少年野球大会(秋田魁新報社など主催)兼第55回県中学校総体野球大会で快進撃を続け、見事準優勝に輝いた合川中学校(大館北秋田3区代表)が、決勝戦を終えた7月31日の夕方、大勢の市民からの祝福を受けながら市内を凱旋パレードしました。
合川中は、初戦の2回戦で大曲中、準々決勝で河辺中、そして準決勝の生保内中をいずれも1-0と、連続完封。また3試合とも無失策と、手堅い守りと効率の良い攻めで勝ち上がり、決勝戦に臨みました。 決勝ではこれまで得点を許すことがなかった投手陣が打ち込まれ、7-1と残念ながら優勝旗を持ち帰ることはできませんでしたが、鷹巣阿仁部からは昭和61年の鷹巣中学校以来20年ぶりの決勝戦進出となり、東北大会の出場を決めています。
パレードは、同中のブラスバンドを先頭に午後6時30分JR鷹ノ巣駅前をスタート、目抜き通りを行進ながら市役所に向いました。途中、夕方の買い物客などでにぎわう駅前銀座通り商店街でユニフォーム姿の選手たちは、沿道の市民から「よくやった」「東北大会でもがんばって」との激励の言葉に笑顔で応えていました。
市役所到着後の報告会では、はじめに同中の大川洋一校長が「このような形で報告できるのは嬉しいが、一番悔しいのは選手たち。しかし、小規模校の我校が強豪相手にすばらしい試合をしたことに100点満点をつけてあげたい。そして悔しさを東北大会で晴らし、地域のためにも盛り上げたい。ご声援をよろしく」と選手を褒め称えました。
続いてキャプテンの藤島将史君(3年)が、「準優勝は応援していただいた市民の皆さんのお陰。東北大会に向けてさらにレベルアップを図り、皆さんの期待に応えたい」と、8月8日からの東北大会での健闘を誓っていました。
報告を受けた岸部市長は、「準優勝も一校にしか与えられない成績で優勝に値する。合川中は、182人と小規模校ながら全県総体で女子柔道や陸上でも優勝し、頑張っている姿を注目していた。それに続く活躍はほんとうに素晴らしい。東北大会では全国大会出場の夢を持って伸び伸びと戦ってほしい」と激励しました。
選手らは、この後バスで合川地区に移動し、合川駅前から合川支所までをパレード、地元の皆さんからも大きな拍手と声援で祝福されていました。
東北大会は8月8日から10日までの日程で秋田市(八橋球場)と大仙市(大曲球場)で開催されます。市民みんなで応援しましょう。合川中の東北大会での活躍を期待します!
(2006.7.31)