2006年06月08日
コンテンツ番号4532
〜アイガモを使った米づくりを体験〜
合川西小学校(加賀史子校長、児童57人)の3年生7人が6月8日(木)、総合的な学習の一環で、地域で特色のある活動を学ぼうと金田司さん(西根田)の水田を訪れ、水田にアイガモを放して行っている米作りについて学習しました。
金田さんは、都会の子どもたちがアトピーで苦しい思いをしているのをテレビで観て、化学肥料や農薬のない安全で安心な米作りをと、14年前から約2.3ヘクタールの水田に約300羽のアイガモを水田に放し米作りをしています。
児童たちの「どうしてアイガモを放すのですか」の質問に、金田さんは「アイガモは草や害虫を食べてくれるので、田んぼに農薬を使わず安全な米ができるから。そして、アトピーやアレルギーで苦しんでいる人に安全な米を食べてほしくて」と説明。児童たちは熱心にメモを取りながら学習していました。
最後に、児童たちは、生後約3週間のアイガモを手に取り水田に放す作業を体験。元気なアイガモに少々苦戦しながらも、無事に水田に放し、「かわいい」、「元気に泳いでいる」、「あっ、虫を食べた」などと熱心に観察していました。
アイガモ農法によって収穫される有機米は、化学肥料や農薬を一切使わず防除や草取りも一切行わないで、稲刈り時まで田んぼの中に入ることはないといわれています。