2019年11月03日
コンテンツ番号3210
成田為三を誇り、名曲を歌い継ぐ
(2019年11月3日)
第14回浜辺の歌音楽祭が、11月3日(日)に北秋田市文化会館で開催され、市内の小中学生やコーラスグループが成田為三の楽曲や趣向を凝らした合唱曲を発表し、美しい歌声を響かせました。
同音楽祭は『浜辺の歌』をはじめ優れた童謡や歌曲などを数多く作曲し、日本を代表する作曲家として知られる米内沢出身の成田為三(1893年-1945年)を顕彰するとともに、歌声のあふれる活気あるまちづくりにつなげることを目的として、平成18年から開催されており、今回が14回目を迎えます。今年は小中学校やコーラスグループなど19団体が出演しました。
開会セレモニーでは、成田為三作曲の「浜辺の歌」と「北秋田市民歌」を参加者全員が合唱。続いて、主催者を代表し佐藤教育長が「この音楽祭は、成田為三先生の出身地として、本市の音楽文化を継承し発展させる、誇るべき祭典である。本日は、様々な曲目、記念演奏を通じて、参加された皆さんが心豊かな時間を共有できる一日となることを願う」などとあいさつを述べました。
このあと、ヴァイオリニストの加登萌々子氏の記念演奏が行われました。加登氏は、4歳より故・福井巌の下でヴァイオリンを始め、2010年チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院を首席で卒業。卒業後は、各種国際コンクールで入賞するとともに、2015年7月にはポーランドにて「皇后両陛下訪問記念コンサート」のメインアーティストとして出演しました。現在は活動拠点を日本に移し、ソロ活動だけでなく、室内音楽や審査員も務める。祖母が北秋田市出身で、当市にゆかりのあるアーティストです。
記念演奏では「愛の挨拶」や「シンドラーのリスト」「浜辺の歌」など7曲を演奏し、心地よい音色で聴衆を魅了しました。
この日は、午前・午後の2部構成で行われ、各団体が2曲から3曲を披露。出演団体は、笑顔でのびのびと歌ったり、曲に合わせて振り付けをするなど、心のこもった美しい歌声を響かせました。
番号 | 団体名 | 曲目 |
---|---|---|
1 | 鷹巣中央小学校 | 青い空に絵をかこう/ゆうき |
2 | はまべのうたキッズ | 赤い鳥小鳥/パプリカ |
3 | コール・もりよし&女声合唱団る・それいゆ&秋田声楽研究会合唱団カント・アムゼル | ポケットの音/道の駅/歌う/空をかついで/すみれ色のありがとう |
4 | 阿仁合小学校 | 帰りの会のサンバ/Believe |
5 | 大阿仁小学校 | エール!!/大きなリンゴの木の下で |
6 | 前田小学校 | いのちの歌/Dream&Dream~夢をつなごう~ |
7 | 秋田声楽研究会混声合唱団 | うた/さくらんぼと麦わらぼうし |
8 | 米内沢小学校 | 秋田県民歌/ありがとう |
9 | 合川小学校 | パプリカ/合川町民歌 |
10 | 綴子小学校 | やあ!/あした笑顔になあれ |
11 | 鷹巣小学校 | もみじ/We Are the World |
12 | 浜辺の歌音楽館少年少女合唱団 | 浜辺の歌/だって僕らはロバだから ほか |
13 | 鷹巣東小学校 | 歌よありがとう/Let‘s search for tomorrow |
14 | 鷹巣南小学校 | 音楽のおくりもの/レッツ テイク ア チャンス |
15 | 森吉中学校 | 虹/モルダウ |
16 | 鷹巣南中学校 | 鷹巣南中学校校歌/unlimited |
17 | M.M.C | 浜辺の歌/たしかなこと |
18 | 鷹巣混声合唱団 | ブルー・ライト・ヨコハマ/長崎は今日も雨だった/ハレルヤ |
19 | 鷹巣中学校 | 時を越えて/輝くための |