2006年05月01日
コンテンツ番号4503
労働者の祭典メーデーが5月1日(月)、各地区で開かれ、このうち鷹巣地区と森吉地区では参加した企業や自治体の労働者が、集会とデモ行進で働く者の権利やスローガンを訴えました。
メーデーは1886年(明治19年)5月1日、アメリカ各地で8時間労働制を求め35万人の労働者がストライキに立ち上がったことが起源。1890年5月1日には、アメリカの労働者のたたかいにヨーロッパが応え、世界的な労働者の祭典としてのメーデーが誕生しました。日本でも今年で77回目を迎えます。
2地区のうち鷹巣地区では、「第77回メーデー鷹巣地区集会(長岐孝生実行委員長)」として開催。米代児童公園を会場に8単組が参加。各組合の団旗や、要求・主張を訴えるプラカードを手にした65人の労働者が、8分咲きの桜で華やいだ公園に集まりました。
式典では、主催者を代表して長岐委員長(=北秋田市職員労働組合)があいさつに立ち、地域の労働環境や雇用、福祉、教育などを守るための政策の必要性を訴えました。
来賓祝辞に続いて「働く者の団結で生活と権利、平和と民主主義を守ろう」とのスローガンの確認をし、雇用など地域の問題などを織り込んだメーデー集会宣言を採択、「ガンバロー」を三唱して気勢を上げました。この後、参加者は市街地をデモ行進し、沿道の市民らに平和や労働者の権利を守る決意を強くアピールしました。
(2006.5.1)