2006年04月02日
コンテンツ番号4476
〜市消防団・婦人消防隊一斉放水訓練〜
北秋田市消防団(中村信一消防団長)と婦人消防隊による一斉放水訓練が4月2日(日)、鷹巣、合川、森吉、阿仁の各地区で行われました。
この訓練は、春季の火災多発期を迎え、消防ポンプ等の機械器具の点検や知識と技術の向上を図る目的で実施されているもので、全国的に展開されている春の火災予防運動の時期に合わせて行われています。
うち、鷹巣中央公園を会場に行われた鷹巣支団(佐藤文信支団長)の訓練には、消防団10分団と婦人消防隊6隊の計280人及び消防本部職員が参加。中央公園大堤の西側の岸辺にポンプ車や小型動力ポンプを設置、午前7時、放水開始の合図とともに一斉に放水が行われました。
団員らは、朝もやが広がる寒い早朝の訓練にもかかわらず、手際よく機器を設置、操作し、堤の中央部に向って放水を行っていました。
訓練終了後の閉会式では、はじめに統監の岸部市長が「皆さんの日頃の訓練のおかげで市民は安心して生活できる。普段の仕事のかたわら、市民の安全を守っていただきたいへんありがたい。災害はいつおこるかわからない。これからも積極的に訓練に励んでほしい」とあいさつ。
また、中村消防団長は、「今年は管内で既に3件の火災が発生している。これからも雪消えとともに火災の発生が心配される。日頃の訓練や点検とともに、火の元に気をつけるよう市民への意識啓発にも努めていただきたい」と、日頃の訓練や意識啓発の大切さに触れながら訓示を述べていました。
この後、新しい支団長や新入団員への辞令交付が行われ、全日程を終了しました。
(2006.4.2)