2006年04月26日
コンテンツ番号4471
〜脇神森林交流センター「郷の杜わきがみ会館」・桃栄多目的集会施設〜
昨年から工事が進められていた脇神森林交流センターがこのほど完成し、3月31日、同館で竣工式が行われました。
同館は、「秋田の木・利用推進木造公共施設等整備事業」により建てられたもので、市の林業振興を図るため、地域産材の杉材を使用しており、特に建物の正面や玄関ホールの柱・梁材には地元脇神の山林から産出した杉丸太を使用し、他の主要な構造材には米代川流域の市町村が支援した集成材加工施設の高次加工品(集成材)を使用しています。
館内には、大ホール、研修室、実習室、交流コーナー等があり、秋田杉のもつ温もりが表現され、全館バリアフリー化とし誰でも気軽に利用できるようになっています。
また、4月9日には、桃栄多目的集会施設の竣工式が開かれました。
同施設も秋田杉をはじめ地域木材の需要拡大を計り、そして、木材利用のシンボルとなるような公共施設として同じ制度を利用し、施設内は、約43畳の大広間をはじめ、8畳の和室2室、調理室、トイレなどが備えられ、バリアフリーにも対応しています。
(2006.4.26)