2019年11月09日
コンテンツ番号3204
食を通じて健康を考える
(2019年11月9日)
令和元年度食育フェスタが11月9日(土)に市民ふれあいプラザで行われ、特別講演や展示・体験コーナーを通して食育への関心を高めました。
はじめに主催者を代表して、齊藤修健康福祉部長が「食育とは生きるうえで基本であり、様々な経験を通して食を選択する力を習得し、健全な食育が重要とされる。子どもの頃から正しい知識を身に付け、健康的な栄養バランスを知り、食べる力を身に付けることが大事である。今後も食に関心を持ちながら、家族、地域の方々と一緒に健康づくりにはげんでほしい」などとあいさつを述べました。
続いて、虫歯のない5歳児「5ゼロGO!歯っぴーキッズ」と、75歳以上で健康な歯が20本以上ある方「7520よい歯の認定」の表彰が行われ、歯っぴーキッズ54人に表彰状とメダルが、よい歯の認定者4人に認定証が手渡されました。
このあと、秋田大学教育文化学部特別教授の佐々木信子氏を講師に迎え、「秋田の食文化のゆくえ―郷土食と甘味嗜好の経年変化より-」と題した特別講演が行われました。講演では佐々木さんが実際に1996年、2010年に行った調査結果を比較し、秋田県の郷土食と甘味嗜好がどのように変化しているのかを説明し、そこから食文化継承には、伝える人と受け継ぐ人が重要であると語りました。
講演後には、「噛む/カムチャレンジ」や「野菜350g測定チャレンジ」、「血圧・骨密度・体組成計測定」などの体験コーナーや、秋田北鷹高校家庭クラブの展示コーナーなど、来場者は楽しみながら食育への理解を深めました。