2006年04月28日
コンテンツ番号4449
〜市体協「トリノ五輪選手をたたえる夕べ」〜
(2006.4.28)
この2月にイタリア・トリノで開催されたトリノオリンピックで活躍した本市出身の高橋大斗、小林範仁両選手、そして今年1月の全日本学生スキー選手権大会で優勝した湊祐介の活躍を称える「トリノ五輪選手をたたえる夕べ」が4月28日(金)、市中央公民館で開かれ、参加したおよそ150人の関係者が3選手の活躍を称えるとともに、今後の飛躍に向けて激励しました。
主催は、この3月、旧4町の体育協会が合併し誕生した(財)北秋田市体育協会(北林照助会長)。トリノオリンピックやワールドカップなど世界の舞台で活躍する高橋・小林両選手、そして、今年1月の全日本学生スキー選手権大会で優勝した湊祐介選手の3選手を称えさらなる活躍を目指してほしいと企画されたもので、 体協関係者、3選手の両親や恩師などおよそ150人が参加しました。
3選手がステージ上に並んだ後、伊藤四郎・市体育協会副会長があいさつ。伊藤氏は、22日に鷹巣農林高校で開かれた「世界に翔(かけ)る高橋大斗選手にエールを送る会」での高橋選手の言葉を紹介しながら、「高橋選手は、このときの講演で『今より少し上手になるために練習したら、いつのまにか世界で戦えるようになっていた』と話している。たぶん小林選手も同じだろう。そして湊選手は各種大会や海外合宿などを経験し、今何をすべきかを自覚している。このような3人がその活躍で市民・国民に元気と勇気を与えてくれた。心からエールを送りたい」と、活躍を称えました。
続いて来賓の岸部市長が、「世界で活躍した選手の皆さんと同席できることは誇り高い。ノルディック複合競技はスキーの中でも「キング・オブ・スキー」と呼ばれている過酷な競技。4年後は3人がバンクーバーで活躍できるように期待している。けがの無いように頑張ってほしい」と、また、同じく来賓の津谷永光・県議会議員が、一人づつ経歴に触れながら「3選手は阿仁の先輩・後輩としてお互いに切磋琢磨しながら力をつけた。東北の中の北秋田市、阿仁から3選手を排出したことはすばらしい。私たちは勇気をもらった。これからも希望に向って頑張ってほしい」と激励しました。
この後、3選手を小学校時代から知る松岡善則・体協副理事長をコーディネーターにトークショーが行われ、松岡氏の「スキーを本格的にやりたいと思ったのはいつからか」「一番想い出に残る大会は」「これからのスキーに取り組む姿勢」についての質問に、3人がそれぞれ自分の思いを述べていました。
4年後の冬季五輪では、3人とも20歳台後半となりベテランの域を迎えます。今後の世界での活躍と、市出身の3人が一緒にバンクーバーオリンピックに出場することを期待しながら、市民みんなで応援しましょう!