2006年03月16日
コンテンツ番号4431
市内7小学校で卒業式
16日(木)、市内の小学校7校で卒業式が行われました。このうち昨年創立130周年を迎えた鷹巣中央小学校(佐藤美保子校長、児童数172人)では、午前9時30分から卒業式が始まり、真新しい中学校の制服に身を包んだ25人の卒業生一人ひとりに佐藤校長が卒業証書を授与しました。
このあと、佐藤校長が「ご卒業おめでとう。この6年間、みなさんはたくさんの思い出をつくりました。昨年の全県自転車大会では、団体の部で3位に入賞するなど、創立130周年に大きな花を添えてくれました。これからは児童ではなく生徒と呼ばれます。まわりから言われなくとも自主的に勉強やお手伝いをする『自己指導力』を身に付けてください。中学校での活躍を期待しています」などと式辞を述べました。
続いて、市教育委員会の藤原高司・教育委員長職務代理者が「中学生になると、大人としての自覚が必要になります。また、親や先生に相談できない悩み事を抱えることもあるかもしれません。そんなとき、親しい友だちがいれば悩み事を話せます。中学校では、友だちをたくさんつくって」と、友だちづくりの大切さに触れながら祝辞を述べました。
来賓祝辞、記念品贈呈などのあと行われた「別れのことば」では、在校生と卒業生が6年間の思い出や感謝のことばを呼びかけ合うと、感極まってハンカチで目を押さえる卒業生の姿もありました。
式典終了後、いよいよ最後となった教室でのホームルームでは、卒業生を前に担任の石井芳教諭が「6年生の1年間だけでもたくさんの思い出があります。130周年の式典、学習発表会などでは、先生がやりたかったことを実現してくれてとてもうれしかった。クラスのみんなが1つにまとまったとき、文化祭での発表のようなすばらしいハーモニーが生まれました。これからは、失敗を恐れず、いろんなことに挑戦してほしい」と別れのことばを述べていました。
そしてこの後、在校生のアーチをくぐりながら6年間学んだ校舎を後にした25人の卒業生は、感動を胸に新しい一歩を踏み出しました。同小の卒業生のうち21人は鷹巣南中学校に、4人は大館国際情報学院中学校に入学します。