2019年11月16日
コンテンツ番号3200
浜辺の歌をアレンジした新駅メロ誕生、作曲は元カシオペア音楽家向谷実氏
(2019年11月16日)
11月16日(土)、秋田内陸線米内沢駅で向谷実氏(元カシオペア、現株式会社音楽館代表取締役社長)制作の新しい駅メロのお披露目会が約100名の関係者、地域の方々が参加し行われました。
お披露目会では吉田裕幸秋田内陸縦貫鉄道代表取締役社長から、「米内沢駅は、6月に音楽と笑顔の駅というテーマで生まれ変わった駅、駅を管理していただいているNPO法人ハッピーデリバリー(代表佐藤信子さん)をはじめ、浜辺の歌音楽館、地域の方がのご協力でこの米内沢を駅の活性化を通じ盛り上げてきました。今回、自らもミュージシャンであり、元カシオペアでキーボードを担当された、音楽会社代表である向谷実先生に、内陸線30周年を記念し、4月から内陸線の応援大使として活躍していただいており、5月には阿仁合駅、6月には鷹巣駅のとそれぞれの駅メロを無償で提供いただいてお披露目をおこなってきた。5月に来市された際には、予定外ではあったが、浜辺の歌音楽館、そしてこの米内沢駅、にもお立ち寄りいただいた。その際に、それぞれの場所で即興演奏を披露されたが、向谷先生は、成田為三先生への尊敬の念をお持ちであるとともに、大の鉄道ファンでもあり、ぜひ提供したいということから、無償で制作してもらった。駅メロは、浜辺の歌をもとに制作してもらったもので、今後、この駅メロが列車の運行に合わせて流れる。駅を利用するかたにぜひ聞いていただきたいと思う。また、これまでの駅メロもたいへんすばらしいもので、いつでも聞くことができるコーナーも作ったので、懐かしいメロディーも楽しんでもらえると思う。ぜひ米内沢駅に足を運んでほしい」などとあいさつしました。
来賓を代表して、虻川副市長から「寒い中で、こんなに多くの方が集まっていただいた。駅メロは30年ぶりの改訂である。音楽と笑顔の駅にふさわしいすばらしい駅メロとなったと聞いている。笑うがん偶、浜辺の音楽館という地域にとっても大切な宝物を大事にしながら、地域を盛り上げていけるよう期待している。今日はピンクのキティーのTシャツ、ポロシャツでお揃いの浜辺の歌音楽館少年少女合唱団の歌声も披露される、みなさんで拍手をおくりたいと思う」などとあいさつ。
駅メロ披露が終わると、浜辺の歌音楽館少年少女合唱団のみなさんによる合唱が披露されました。歌に先立ち、合唱団を代表し近藤言美さん(高1)は、米内沢駅と同じく浜辺の歌が駅メロになっている辻堂駅のある藤沢市で合唱したことや今回、毎日利用している駅のメロディーが変わることについてわくわくしていたなどとあいさつ。その後、前駅メロ制作者でもあり、合唱団の指導にあたっている木村静子さんの指揮で(ピアノ演奏 齊藤昭子さん)成田為三作曲「カナリア」、「浜辺の歌」の2曲を披露され、駅は美しい子どもたちのメロディに包まれました。