2006年03月29日
コンテンツ番号4421
綴子土地改良区
(2006.3.29)
このほど、綴子土地改良区(三沢敏行理事長)が優良土地改良区として秋田県土地改良事業団体連合会表彰「銀賞」を受賞し、29日(水)、三沢理事長が職員の方とともに市役所を訪れ、岸部市長に報告を行いました。
同改良区は昭和21年に創設された綴子耕地整理組合が前身。農業用水に恵まれなかった綴子地区で早くから画期的な土地改良事業を進め、現在では改良区全体の受益面積が474ha、うち75%にあたる359ヘクタールを総延長3,000メートルの幹線水路でかんがいするなど県内でも有数の事業規模となっています。平成3年には秋田県第1号として低コスト化大区画ほ場整備事業を実施するなど、先進的な事業を行ってきました。
また、これまで農業生産基盤整備として担い手育成ほ場整備事業(楢木田地区)、基幹水利施設補修事業、水利システム保全対策事業を実施するなど県内土地改良区でも模範的な存在となっています。
今回の受彰は、設立以来、組合員一体となった土地改良事業の積極的な推進と地域農業の発展に貢献したことが認められたもので、3月17日に秋田市で開催された秋田県土地改良事業連合会(高畑進会長)の総会で表彰を受けました。市関係では、森吉町土地改良区も銅賞を受賞しています。
また、同改良区職員の堀内順悦さん(48歳)が、県営ほ場整備事業の農地集積業務など、農地集団化事業の推進に貢献したことが評価され、東北農業農村整備推進協議会(冨樫達喜会長)から感謝状を贈呈されたことも合わせて報告されました。感謝状を贈呈されたのは、東北各県から2名。
三沢理事長は、「平成6年に銅賞を受賞していたが、その後の事業が認められて今回の銀賞受賞となった。これも、農家の皆さんをはじめ関係者の理解と協力のおかげ。これを励みにさらなる生産性向上を目指し、事業の推進に努めたい」 と述べていました。
また、報告を受けた岸部市長は「ほんとうにおめでとうございます。受賞は組合員一丸となった取り組みの賜物。これを契機に今後も地域農業の発展に尽くしてほしい」と受賞を称えました。