2006年02月01日
コンテンツ番号4416
〜各地の神社で正装の善男善女が厄払い〜
2月1日、市内の神社で恒例の厄払い行事が行われました。今年厄年に当たるのは、女性の33歳が昭和49年生まれ(50年早生まれを含む)、男性の42歳が同40年生まれ(41年早生まれを含む)、62歳が同20年生まれ(21年早生まれを含む)の方たちで、この一年の厄年を無事に乗り切ることができるよう、宮司からおはらいを受け、神前に玉串を捧げ、厄除けを祈願しました。
厄払いは旧正月の行事として江戸時代あたりから行われるようになったもので、現在は2月1日に行うのが一般的となっています。
北秋田地方では、大厄とされる33歳の女性が昔ながらの和装でお参りする風習が残っています。特に鷹巣神社では黒留袖に丸髷(まげ)姿で参加する女性が多いことから、伝統的なスタイルの女性たちを写真に収めようと市内外からアマチュアカメラマンが大勢訪れ、盛んにシャッターを切ります。この日は、黒留袖と丸髷が雪に映え、古式ゆかしい趣をより一層かもし出していました。
また、北秋田市の各地区では、42歳の男性を中心に33歳の女性らで実行委員会を組織し、62歳と88歳の米寿を迎えた先輩をもてなす「厄払い行事」も代々受け継がれています。