2006年02月07日
コンテンツ番号4412
〜米内沢高校も女子リレーで10位入賞〜
県立鷹巣農林高校が、7日までの日程で鹿角市で開催された第55回全国高校スキー大会(インターハイ)で男子総合優勝を飾り、同日夜、鷹巣地区の目抜き通りをパレードし、市中央公民館で報告会を行いました。
優勝カップや賞状を手に選手や指導者、同校の生徒らおよそ100人が午後6時、友情応援した鷹巣高校のブラスバンドを先頭に鷹ノ巣駅前をスタート、沿道からの祝福の言葉を受けながら商店街を行進しました。
鷹巣農林は、男子15キロフリーで長岐章公君(1年)が優勝、男子10キロクラシカルで松橋幸也君(2年)が準優勝するなど全7種目全てで入賞者が出、最終日のリレーでは10位に終わったものの、男子対抗では41点を獲得、2位の北照高校(北海道)に15点差をつけての圧勝でした。同校の優勝は初。県内の高校が男子で全国優勝したのも初めてという快挙となりました。また、女子リレーでも米内沢高校が10位に入賞するなど健闘しています。
中央公民館で行われた報告会には、パレードした選手らのほか学校関係者、祝福に駆けつけた市民などおよそ200人が参加しました。
はじめに同校の北林強※校長が「優勝は、年間を通し血のにじむような練習の成果。スキー部は大正末期に創設されて以来80年の伝統があるが、総合優勝はなく、悲願だった。まもなく創立100周年を迎えるが、100周年を前に悲願を成し遂げることでき、万感の思い。これも自分たちの快挙ではなく、後援会をはじめ、父兄、スキー協会ほか市民の皆さんのご支援のお陰。これを機に、日本を代表するスキー部になりうるように努力したい」などとあいさつしました。(※強の「ム」は「口」)
続く部長あいさつ、各部門監督の報告、成績報告などのあと、スキー部主将の高橋将也君(3年)が「全種目に入賞し、総合優勝することができた。来年も優勝できるようがんばります」と力強く誓っていました。
同校と米内沢高校の主な成績は次のとおりです。
男子15キロフリー
1位/長岐章公 9位/松橋幸也 19位/津谷清太
男子10キロクラシカル
2位/松橋幸也 9位/長岐章公 16位/鈴木匠
複合
5位/加賀智哉 17位/飯島正徳
純飛躍
10位/加賀智哉
男子大回転
4位/高橋将也 25位/上杉潤 39位/金朋亨
男子回転
9位/豊島拓 26位/上杉潤 58位/高橋将也
男子リレー
(10×4) 10位 (松橋幸也 鈴木匠 津谷清太 長岐章公)
学校対抗
1位/鷹巣農林高校 得点41 2位/北照高校(北海道) 得点26
女子リレー
(5×3) 10位/米内沢高校
学校対抗
27位/米内沢高校 得点1