2006年01月22日
コンテンツ番号4353
~平成17年度鷹巣地区公民館まつり~
「平成17年度鷹巣地区公民館まつり」が1月22日(日)、市中央公民館で開催され、公民館講座の受講や自主活動を行っている参加者らが発表や講演などで1日を楽しみました。
このイベントは、鷹巣地区で中央公民館をはじめ七座公民館など6つの地区公民館を拠点にサークル活動などを行っている市民が一堂に集い、互いの活動を発表し、交流と学習を深めることで活動を盛んにすることなどを目的として開かれているもので、今年は51団体、約300人が参加しました。
はじめに市中央公民の長岐直介館長があいさつ。長岐館長は、「公民館まつりは、日頃公民館を拠点に活動している市民の皆さんが、活動の発表を中心に楽しむイベント。合併によって地区館同士の交流も盛んになってきている。他地域の公民館活動もぜひ知っていただきたい」と活動の広がりを期待しました。
また、消費者の会で活動している山野内キミ子さん(花園町)が昨年発案した四字熟語『時持楽学(ときもちらくがく)』を紹介しながら、「この言葉は楽しく学ぶことで充実した人生を過ごすことを表現しており、公民館活動にもあてはまる言葉。この言葉のように、本日は発表などを楽しみながら、1日を過ごしてください」と述べていました。
この後、合川公民館、森吉公民館、阿仁公民館の職員から、それぞれの公民館活動が紹介されました。合川公民館では、いまや帰省客も含めた合川地区全体のお盆行事となっている「合川まとび」が、かつては小阿仁川流域の集落で継承されてきた伝統行事「万灯火(まとび)」に由来することなどを紹介。森吉公民館では英会話教室の受講生らが、講師である国際交流員のアンジェラさんの出身地であるハワイに旅行したこと、阿仁公民館では、絵手紙講座の作品を高齢者宅に送り、大変喜ばれていることなどをはじめとして、最近の公民館活動全般をわかりやすく紹介し、関心を引いていました。
続いて、綴子公民館、沢口公民館など各公民館から舞踊やコーラスなどの演示が行われ、唱歌を歌う講座の発表などでは会場の参加者も一緒に歌い、交流を楽しんでいました。
午後からは、秋田方言の研究家としても知られている元教諭の河田竹治さんによる「秋田の民話」と題した講演が行われ、また、ヨガサークルや犬のしつけ方教室「ドッグラバーズ」など7つのサークル・講座が活動の輪を広げようと、活動を紹介と会員募集のPRを行ないました。