2006年01月25日
コンテンツ番号4349
~米内沢高校全校カルタ(百人一首)大会~
米内沢高校(三浦邦次校長・生徒179人)の「全校カルタ大会」が1月25日に同校体育館で開催されました。
この大会は、百人一首に親しみながら古典の世界を学び、日本の良き伝統の継承をはかる事を目的に毎年行われている同校の伝統行事で、今年で41回を数えます。
今回は創立60周年記念大会ということで、森吉中学校3年生58人と鷹巣、花輪のカルタ同好会も参加し、生徒と百人一首を通して交流を深めました。
競技は基本を5人一組とするチーム対抗戦で、向かい合って座り、対面した二人が手前札10枚と相手札10枚の計20枚の札を取り合うもので、相手札を取った場合は、手前札を1枚相手側に置き、先に自分の側に並べた手前札が無くなった方が勝利します。
静けさの中に、読み手が小野小町や清少納言らの和歌を読み上げると、一転して札を取った生徒の歓声と取り損ねた生徒の悔しがる声が体育館に響いていました。生徒たちにとって、楽しみながら古典の世界に慣れ親しむとともに、クラスの枠を超えた親ぼくを深める良い機会となったようです。