2019年10月09日
コンテンツ番号3191
さらなる地域産業の振興に向けて
(2019年10月9日)
令和元年度誘致企業懇談会が10月9日(水)に市民ふれあいプラザで行われ、市内誘致企業のほか、県や市の担当者が参加し、講演会と意見交換を行いました。
誘致企業懇談会は、これまでに県や市が誘致し、当市に立地した企業の関係者と行政の担当者が、業界動向や今後の事業展開など情報交換による連携強化と親睦を図り、相互の交流による事業拡大につなげることを目的に開催しているものです。この日は、市内12社のほか、県や市の担当者ら約30人が参加しました。
はじめに津谷市長が「最近よく言われるのは人手不足。行政としてもこの地域に人が来てもらえるよう子育て支援、移住定住支援、雇用対策等で人の流れをつくりながら努力をしているが、まだまだ満足のいく状況ではない。これからも労働力の需要と供給のバランスのとれた経済循環を構築するよう、より一層力を入れていく。当市の経済を支えている誘致企業をはじめ、各企業と行政がタッグを組みながら、当市のさらなる経済発展を目指すようこれからも頑張っていく」などとあいさつを述べました。
このあと、秋田県産業政策課デジタルイノベーション戦略室の羽川彦禄室長が「秋田県におけるデジタルイノベーションの推進について」と題し講演を行いました。
羽川室長は、秋田県がデジタルイノベーションを推進する背景について「急激な人口減少により労働力人口が大幅に減るとともに、AI、ロボット等の第四次産業が進展しており、産業や就業構造が大きな変革期を迎えている」と説明。また、これらを推進していくために取り組んでいる重点施策について「普及啓発・情報提供・技術支援」「ICTや先進技術等の導入・実装促進」「デジタルイノベーションを支える情報産業の強化」の3つを挙げ、それぞれで取り組んでいる事業について解説し、先進技術の積極的活用について理解を深めました。
このあと行われた交流会では、参加者同士で交流を深めるとともに、今後の経済と地域発展のために情報交換を行いました。
※デジタルイノベーション・・・ICT(情報通信技術)を活用することによりもたらされる、産業・社会分野での様々な変化や変革。