2007年12月03日
コンテンツ番号9594
鷹巣町商工会青年部 内陸線乗車促進をPR
(2007.12.3)
市役所本庁舎そばの米代児童公園に設置されているSLが12月1日からイルミネーションでライトアップされ、道行く人々やドライバーの目を引きつけています。
イルミネーションは、鷹巣町商工会青年部(木村信智部長)が、秋田内陸線の乗車運動推進のために内陸線再生支援協議会の事業を活用し実施した企画で、今年で2回目。環境にやさしいLED(発光ダイオード)の電球約1千個を使ったストレートライトで飾られています。
児童公園のSLは、昭和22年から49年3月まで旧阿仁合線を走っていた蒸気機関車C11 372。22年に宮城県小牛田機関区に新配置となり、その後会津若松、米沢機関区などを経て阿仁合線に配置、地域開発の原動力として27年間活躍し、49年3月25日、惜しまれながら引退しました。この年の10月15日、鷹巣ロータリークラブ10周年記念事業として同公園に配置され、公園のシンボルとして子どもたちに愛されながら現在に至っています。
全長12.65m、幅2.83m、高さは3.90m、総重量51.69tの巨体は、白、青、赤3色のLDEで華やかに装飾され、あたりを夢のあるムードで包んでいるほか、車体の側面にはコンパネに穴を空け、LEDを差し込んだ「のって のこそう ないりくせん」の光の文字も浮かび上がり、内陸線の乗車促進をPRしています。
また、旧秋北バス営業所跡に開設されているチャレンジショップ「やるべショップ」にも、杉の木をイメージしたイルミネーションが点灯しました。こちらは、同青年部や鷹巣駅前・銀座通り商店街の青年部有志らで組織する「やるべ倶楽部」が企画したもので、商店街を明るく演出しています。
イルミネーションは、来年1月10日まで(やるべショップは同15日まで)の期間、午後4時から10時まで点灯されます。