2007年12月07日
コンテンツ番号9591
年末年始特別警戒活動に伴う出動式
(2007.12.7)
年末年始は強盗事件をはじめとする各種の事件事故の発生が懸念されることから、7日から来年1月3日までの間、この時期の犯罪及び事故防止を目的として特別警戒が実施されます。この特別警戒活動に伴う出動式が12月7日(金)、北秋田警察署前で行われました。
参加したのは、北秋田警察署の署員、市防犯協会、北秋田地区防犯指導隊連合会、鷹巣地区少年保護育成委員会など市民のボランティア団体など関係者約80人。また、第59回全国植樹祭のキャラクター森っちが特別参加し、活動を激励しました。
アマチュアバンド「ストーンレークス」による音楽演奏でオープニングした開会セレモニーでは、岸部市長、北秋田警察署の戸松好造署長による査閲のあと、岸部市長が「平和な地域で過ごせるのも皆さんの活動のおかげ。年末になると事件が発生しやすくなるが、風邪など引かぬよう活動に取り組んでほしい」と激励、また戸松署長が「犯罪や交通事故をなくす取り組みを強め、素晴らしい新年が迎えられるようにしましょう」とあいさつしました。
このあと、参加者を代表して北秋田地区防犯指導隊連絡会の畠山東会長が、「警察署と連携を密にして活動を展開します」と誓いました。
出動式終了後、北秋田署のパトカーと青色回転灯をつけた車両が管内のパトロールや子どもの見守り活動などに向かいました。
なお秋田県警では、「オレオレ詐欺」「架空請求詐欺」など常套の犯罪行為に加え、最近では「還付金等詐欺」が発生していることから注意を呼びかけています。
その手口は、税務署、社会保険事務所、自治体職員等を名乗る電話で過払いの税金や医療費の還付の手続きをするといって、通帳やキャッシュカードをATM機まで持参させ、被害者のATM操作の不知を利用し犯人の指定口座へ振り込ませるものです。
11月に入ってから、秋田中央署と仙北署管内で被害の発生が相次いで報告されています。被害者は、60代と70代の女性で、どちらも100万円近い被害金額でした。 一人暮らしの方、高齢者などへの注意の呼びかけをお願いします。