2007年12月14日
コンテンツ番号4325
市内3商工会が合併契約書調印式
(2007.12.14)
阿仁森吉商工会(北林昭男会長)、合川町商工会(佐藤吉廣会長)、鷹巣町商工会(伊藤公夫会長)、の市内3商工会による合併契約書調印式が12月14日にサンシャイン合川で行われました。
調印式では3商工会の会長と岸部市長が立会いのもと、3商工会が合併し、「北秋田市商工会」を平成20年4月1日に設立するための合併契約書に署名捺印しました。
北秋田地域の商工会の合併は、平成15年7月に合川、森吉、阿仁、上小阿仁の4商工会で合併協定書に調印しましたが、本所の位置等の問題で合併には至りませんでした。 その後、森吉と阿仁が協議を再開し、平成17年4月に阿仁森吉商工会が誕生しました。 市内には、3つの商工会が存在する状況が続きましたが、平成18年11月に鷹巣と合川の2商工会の合併案が浮上したのを契機に、阿仁森吉も加わり3商工会の一本化への道が開けました。
今年5月に、3商工会の総代会・総会で商工会合併実現化計画を承認し、6月15日に基本協定書に調印しました。 調印後、 実質的な協議を行う北秋田地区商工会合併推進協議会(伊藤公夫会長)設立し、各業務別に協議をおこなうため、「組織」・「財政」・「事業」のワーキング部会もつくり新商工会設立に向け、本格的な協議をスタートし、合併に係る各業務のすり合わせや協議が進められてきました。
11月からは、会員に対する地区説明会が市内7ヶ所で行われ、合併のメリットや組織、事務体制などを説明、出された意見などをもとに協議内容を集約し、合併推進協議会の決定を経て各商工会が臨時総会で合併を承認しました。
合併契約書では、3商工会が合併して「北秋田市商工会」を設立し、既存商工会は解散するものとし、合併の時期は、平成20年4月1日とする。また、それぞれの貸借対照表、財産目録及び合併予定日に至るまでの財産の移動に関する明細書を相互に交換し、相互にこれを確認する等の条項が定められています。
調印式で、合併推進協議会の伊藤会長は、「地域経済を発展させるためには、合併して大きな事業できる商工会になることが必要、行政とも協力して地域の将来を明るいものにしたい」とあいさつ。続いて、3商工会の会長と立会人の岸部市長がそれぞれ署名捺印し、合併契約書を取り交わしました。その後関係者も交えての祝賀会が盛大に行われました。
今後の設立までのスケジュールは、設立委員会を来年1月〜2月に開催し、定款の作成や役員の選任、事業計画、収支予算書の作成、3月1日に合併認可承認申請書を秋田県知事に提出して、4月1日に北秋田市商工会が認可され、設立する予定となっています。