2007年11月04日
コンテンツ番号9601
鷹巣駅前で「軽トラック市」
(2007.11.4)
取れたての野菜などを直売する「軽トラック市(主催:市軽トラック市実行委員会)」が4日、歩行者天国となった鷹巣駅前商店街で開かれ、格安の新鮮野菜などを求める市民らでにぎわいました。
市では昨年、県の「まちの賑わい作り事業」モデル地区に選ばれたことから、鷹巣地区の商業者らが推進委員会(湊屋啓二座長)を結成、にぎわいのある街中形成にむけた取り組みを進めてきました。軽トラック市も、委員会が進めるアクションプランの一つとして計画されていたもので、岩手県雫石町などでの成功事例を先例にした初の試み。
午前9時に始まった「朝市」には、個人商店やJAの直売所、農近ゼミなど15台の軽トラック、また、鷹巣消費者の会、個人など13のフリーマーケットも出店しました。
開会行事では、湊屋座長が「かつてはにぎわっていた商店街も大型店の影響などで消費者が流出。活性化策としてアクションプランを策定した。目玉の一つが軽トラック市。参加者、商店、消費者などが一体となって盛り上げてほしい」とあいさつ。また、岸部市長も、「直売される商品は消費者にとっても安心できる。近く大型店ができるが、まけずに対抗して」と、激励しました。
販売されたのは、この日収穫された新鮮なキャベツやネギのほか、果物、山菜、肉の加工品など。会場では、鷹巣町商工会が開発した「山の芋焼酎・又鬼(マタギ)」などが当たる抽選会にも、大勢の人たちが列を作っていたほか、地元アマチュアバンドによる路上ライブも開かれ、若者たちも足を止めていました。
市(いち)は来年5月に再開し、月1回のペースで開かれる予定です。