2007年11月09日
コンテンツ番号4298
3団体から水害被災者のためにと寄付
(2007.11.9)
9月17日の集中豪雨による災害で、北秋田市では多くの団体・個人の皆さんから援助物資・寄付金などをいただき、被災者支援のために活用しています。今日9日も、「秋田わか杉国体弁当共同納入業者一同」「ライオンズクラブ国際協会」、そしてアマチュアバンド「ストーン・レークス」の3団体から寄付を受けました。
「秋田わか杉国体弁当共同納入業者一同」の形で見舞金6万5千275円を岸部市長に手わたしたのは、北秋田市・上小阿仁村の飲食店などで組織する北秋田食品衛生協会の中嶋隆史会長。同協会では、国体弁当納入の窓口となったことから、協会の16会員のほか、お茶の納入事業者1社、ごみ回収事業者1社の18事業者に支援を呼びかけ今回の寄付となったものです。
また、ライオンズクラブ国際協会は、北秋田市・大館市などを管轄する地区委員会の代表らが258枚の「灯油券」を寄付しました。
市役所を訪れたのは、大館ライオンズクラブ所属の砂川長吉さん、合川ライオンズクラブ所属の工藤光子さんら6人。灯油券は同クラブ国際本部(アメリカ・イリノイ州オークブルック)から地区委員会に災害支援のために送られた1万ドルを原資としたもので、協会規定では物資の形で支援することとなっているため、これから冬に向かうことから、暖房用の灯油寄付となったものです。
灯油券は36リットルの灯油と無料で引き換えができるもので、市内の床上浸水世帯258世帯に配布されます。
軽音楽バンド「ストーンレークス(相馬久夫代表)」は、10月27日に市文化会館で開催したコンサート「ストーンレークス発表会」で訪れたお客さんに支援を呼びかけ、集まった義援金を寄付しました。同バンドは音楽好きの有志で結成された軽音楽の演奏を中心とするアマチュアバンド。メンバーは小学生から70代までと幅広く、アットホームな演奏で、開催されるコンサートはいつも満員。岸部市長も「岸部すすむ」の名前でベーシストとして出演しています。
この日市役所を訪れたのは、メンバーで司会とキーボードなどを担当する佐々木知子さん、佐々木さんの長女・詩苑(しおん)さん(9歳)のほか、メンバーの子どもら6人。子どもたちは、会場で募金箱を持ち回りました。岸部市長には、詩苑さんが「水害の被害にあった人達のために使ってください」と、義援金8万3千133円を手わたしました。
岸部市長はそれぞれの寄付に対し、「みなさんの気持ちがうれしい。被災者のために役立てさせていただきます」と感謝の気持ちを述べていました。