４自治会を一本化に～市自治会連絡協議会設立総会

北秋田市自治会連絡協議会設立総会

（2007.11.28）

協議会規約や役員選出が行われた自治会連絡協議会設立総会

北秋田市自治会連絡協議会設立総会が１１月２８日、市交流センター研修室で開かれ、初代会長に簾内順一さんが選出された他、設立趣旨や協議会規約などを確認しました。

この協議会は、市内における各自治会及び各町内会等における共通の諸問題を協議し、市政との協調性について話し合い、地域住民自治組織の高揚を図ると共に、市政発展のために寄与することを目的として設立されたものです。

設立総会にいたるまでは、昨年１２月２１日に第１回設立推進委員会を立ち上げ、１１月２日まで３回委員会を開催。今年４月には市当局へ進捗状況を報告しています。

総会では、山岡多郎右エ門設立推進委員代表（合川自治会長会会長）が「限界集落や市街地の衰退が懸念される今、各自治会が共通認識を持つために一本化となった。各地区での自助努力には限界があり、充分に話し合う場としたい。自治会の一本化は県内でも初めてのことではないか。今後着実に会が発展することを願う」と、設立の経緯にふれながらあいさつしました。

来賓として岸部市長が「先の災害時でも地域の結束力が大切と改めて認識した。地域や住民の声を一番聞けるのは自治会であり、行政だけではわからないこともあるため、きめ細かな地域の実情について、ご指導いただければ」と、祝辞を述べました。

引き続き議事が進められ、協議会の設立趣旨や組織の確認、協議会規約などが話し合われ、役員選出では初代会長に簾内順一さんが選出されました。

簾内会長は「４カ月間という短い期間だが、皆さんの協力を得ながら務めたい」と今後の抱負を述べました。