2007年11月29日
コンテンツ番号9604
多年にわたる調査員活動が評価される
(2007.11.29)
去る11月8日に秋田県庁で行われた「秋田県統計功労者表彰式」において表彰を受けた統計調査員の方々が29日、市役所に岸部市長を訪ね受賞の報告を行いました。
「国勢調査」や「農林業センサス」などの各種の統計調査は、国の各省庁が主管し、都道府県や市町村に委託されるシステムとなっていますが、その調査の現場を支えているのが一般市民の調査員や事業所の事業主等の皆さんで、多年にわたってご尽力いただいております。
今回、その調査活動の功績が認められ、厚生労働大臣からの表彰を受けられたのは、市内材木町で縫製工場を営む「株式会社ジーエムジャパン」(篠原康夫社長)。長年にわたって厚生労働省から「毎月勤労統計調査」の指定事業所として労働時間や雇用状態などの調査に携わってきたもので、この日は、事務員の三浦啓子さんが市長に受賞の報告を行いました。
また、同じく国勢調査などの各種統計調査の長年にわたる功績が認められ、秋田県知事表彰を受けられたのは、成田徳男さん(今泉字根立場、65歳)、桜庭博志さん(米内沢字薬師下、59歳)、磯谷清剛さん(本城字中島、65歳)、若木俊雄さん(小又字新屋布、60歳)、柴田美喜子さん(本城字館ノ下、58歳)、赤石利法さん(米内沢字寺の下、58歳)の6人。市役所を訪れた成田さんの奥様・芳枝さんが代表して市長に受賞の報告を行いました。
「会社の調査に携わって十数年。内容が細かく難儀もするが、各種の計算データの整合が確認できたときの喜びは大きい」「ずうっと主人の手伝いを続けてきているが、正確な調査のための調査世帯への説明などには特に気を遣っている」と、三浦さんと成田さんそれぞれの感想を受けて岸部市長は、「本当に地道な活動であるが、統計調査は皆さん無くしては語れない。ご苦労も多いでしょうが、これからも頑張ってください」と労をねぎらいました。
また、これとは別に、経済産業省が所管する「工業統計」や「商業統計」などの調査に従事し、功労のあった調査員に対して感謝状が贈呈(市で伝達)されますが、今年は、藤垣幸子さん(綴子字往還下、54歳)、石川あゆ子さん(綴子字前野、53歳)、伊東百利子さん(脇神字高村岱、58歳)の3人の方々に贈られています。