2019年10月23日
コンテンツ番号3184
奈良正人氏が救急功労で大臣表彰
(2019年10月23日)
令和元年10月23日(水)に、9月9日付けでこの度令和元年度救急医療功労者厚生労働大臣表彰を受けられた奈良正人氏(奈良医院院長)が市役所を訪れ、津谷市長に受賞の報告をしました。
この受賞は、県知事の推薦のもと、長年にわたり地域の救急医療の確保、救急医療対策の推進に貢献されたことを賞し功績をたたえるもので、秋田県では救急部門としてはただ一人の表彰となります。
奈良正人氏は、この地域の初期救急の確保として、夜間当番医をはじめ、長年にわたり、在宅医療を支えてきたことを評価されたもので、特に平成16年大館北秋田医師会副会長に就任後、大規模災害時や空港事故の際の対応マニュアルを早くから整備することで被害が最小限に抑えられるように活動し、尽力したことや、平成26年からは大館北秋田医師会会長に就任した後は、大館市休日夜間診療所、旧鷹巣町時代から続く夜間当番医制度の充実、継続を推し進めたことや災害時の在宅医療等の継続にかかるガソリン供給に関する協定の締結などが大きく評価され受賞となったものです。
受賞の報告に訪れた奈良医師からは、「災害は地域全体の問題。災害時であっても訪問看護、介護、在宅医療がともに確保されていなければ対応できない。関係者の協力でガソリン給油問題についてはバックアップ体制を構築できた。地域の医療が守られるよう今後もがんばっていきたい」などと報告。
津谷市長からは、「365日体制の夜間当番医については、奈良先生からもお声掛けもいただき、開業医の先生がたに多大なるご協力をいただき、今日までつづいておりとても頭が下がる思いである。なにかあったときの市民の安心安全にもつながっている。災害時の災害医療チームについてもいち早く実践されていることなど、本当にこれまで地域医療を守るためにがんばっていただき、感謝にたえない。今回の受章を機に、今後もご健康に留意され、この地域の医療の発展のための活動をご期待申し上げたい」などとあいさつしました。