2007年10月05日
コンテンツ番号8996
成年女子バレーボール(9人制)は10チームによるトーナメント
(2007.10.5)
第62回国民体育大会(秋田わか杉国体)は5日から後半戦を迎え、本市では3会場で、成年女子バレーボール、フェンシング、アーチェリーの3競技が開幕しました。
このうち鷹巣体育館で開かれている成年女子9人制バレーボールでは、午前10時から、応援に訪れた市民や鷹巣中学校の全校生徒、サポーターらで満場となった会場で、開会式が行われました。
選手団入場、国旗・諸旗儀礼のあと、石川仁志競技会委員長が開始を宣言。このあと、財団法人日本バレーボール協会名誉会長で、国体バレーボール競技の松平康隆名誉会長が、あいさつに立ち、「日本のバレーボールは、男女とも世界ランキング10位以内。日本の球技の中では最も強い。誇りを持って競技に取り組んでほしい。また、9人制バレーはマイナースポーツと言う人もいるが、時間差攻撃や「リベロ」「ラリーポイント制」などは、いずれも9人制の中で開発されたもの。この種目の特性を生かし、国体で存分にそのすばらしさをみせてほしい」と、期待を寄せました。
岸部市長は、「当市でバレーボールの開催が決まったときから市民一体となって準備を進めてきた。9月の豪雨災害で、受け入れ態勢を心配したが、これも市民と関係者の協力で克服。鷹巣は、昭和36年の秋田国体のバレー会場となるなどバレーの盛んな土地。市民ともども精一杯の応援したい。熱戦を期待する」、と歓迎しました。
この後、選手を代表し、秋田県チームのキャプテン佐藤亜矢さんが「練習の成果を発揮し、最後まで力いっぱいプレーします」と力強く宣誓。
式典の最後には、「このたびの豪雨災害への被災者の皆さんに届けてほしい」と、参加した選手・役員団による義援金9万1千円が、秋田県チーム・TDKの小笠原正部長から岸部市長に手わたされました。
観客席で開会式を観覧した鷹巣中学校1年の若松一久君は、「バレーボールの全国大会を見るのは初めて。どのチームも応援したいが、一番活躍を期待しているのは秋田県チーム。優勝めざしてがんばってほしい」と、熱いメッセージを送っていました。
試合日程第1日目は、午後から1回戦・静岡県(栄クラブ)-北海道(札幌市役所)、広島県(マツダ)-香川県(香川クラブ)の2試合が行われ、県大会・ブロックを勝ち進んできた各チームの白熱したプレーに観客席から大きな声援が送られていました。
また、屋外の物産販売・休憩用のテントでは、選手や各県の応援団が、お土産を買い求めていました。飲み物コーナーでボランティアと談笑していた長野県チーム(セイコーエプソン)の選手・米山奈緒子さんは、「きりたんぽなど秋田の名物もたくさんいただきました」と、秋田での国体ムードも楽しんでいるようすでした。
お茶席では、主宰した裏千家・児玉社中の皆さんが、鷹巣高校茶道部の部員と一緒に、訪れた人たちへ抹茶でのおもてなし。同高茶道部長の松橋未咲さん(普通科2年)は、「開幕中は毎日サービスを行うので、ぜひ立ち寄ってほしい」と、PRしていました。
第1日目の試合結果は次のとおりです。
▽第1試合
▽第2試合
なお、明日2日目は2回戦4試合が行われ、午後1時30分からの第4試合ではいよいよ秋田県チームが登場します。
【2回戦】⇒