2007年10月11日
コンテンツ番号9633
鷹巣中で「ドラムサークル」
(2007.10.11)
打楽器などを使って即興音楽を楽しむ「ドラムサークル」の指導者が10月11日、鷹巣中学校(佐藤敬顕校長、生徒数402人)を訪れ、同中の1年生120人と太鼓を使ったリズム遊びで交流を図りました。
“ドラムサークル”とは、世界各国のドラムや打楽器を使い、文字どおり輪(サークル)になって即興音楽を楽しむ参加型の音楽スタイル。「ファシリテーター」と呼ばれる指導役が全体をまとめ、年齢・楽器経験・身体自由度等に関係なく、自由に演奏を楽しむ音楽活動です。
訪れたのは、ドラムサークルファシリテーター協会(略称DCFA、事務局=東京都中央区)でドラムサークル活動の普及・指導を進めている山内准一さんと、飯田和子さん。2人は、市商工観光課などが主催し、太平湖や秋田内陸線の車内を会場に開かれる「2007ドラムサークルジャンボリー」(期間:10/12-14)に参加するため本市を訪れていたもので、「太鼓の里づくり」を進めてきた鷹巣地区の中学生にもこの活動の楽しさを教えてほしいとの岸部市長の要望を受け、同中での交流となったものです。
会場となった体育館には、ジャンベ、クバーノ、タンタンと呼ばれる筒状の太鼓ほか、平らなサウンドシェイプと呼ばれる太鼓や鈴が用意され生徒たちは、山内さんらの指導で2重の輪になって太鼓をたたき、体全体でリズムを楽しんでいました。
ドラムサークルジャンボリーは、指導者にアメリカを中心に世界的に活動しているファシリテーターのクリスティーン・スティーブンスさんなどを招き、12日から3日間の日程で開かれます。12日には森吉山麓の妖精の森、13日には太平湖の遊覧船の船上、14日は秋田内陸線の車内や北欧の杜公園などで首都圏などから訪れる20人から30人の参加者が北秋田市の空と森に響くリズムを体験します。