2007年10月14日
コンテンツ番号9651
秋田国際木彫(もくちょう)シンポジウム大会
(2007.10.14)
来年6月15日に開催される第59回全国植樹祭を記念して開かれる「秋田国際木彫シンポジウム」が12日に開幕し、北欧の杜公園を会場に世界各国から参加した彫刻家たちが秋田杉の大木を素材に作品づくりに取り組んでいます。
主催は秋田県、北秋田市、県彫刻連盟などでつくる実行委員会。秋田で全国植樹祭が開催されるのを機に、豊かな自然に恵まれ秋田杉に代表される「木の国秋田」を世界に発信するとともに、世界各国の彫刻家との交流を通して木の心に触れ、木の文化を共有することなどを目的として開かれているものです。
大会には日本の作家8人をはじめ、ドイツ、イタリア、韓国、アメリカ、ウガンダなど11カ国から19人が参加。秋田県からも、小柳力さん、小柳順さん、皆川嘉左ヱ門さんら6人が参加し、腕を振るっています。
製作過程は公開されており、同公園の駐車場と芝生広場の間の通路に設けられた会場では、作家たちが見学者の前でチェンソーやノミなどを巧みに操りながら合川地内の国有林から切り出された70〜80年生の杉の大木を素材に、創作活動に励んでいました。
大会は22日までの11日間(17日を除く)で、概ね午前8時30分から午後4時30分頃まで製作のようすが公開されます。
出来上がった作品の一部は、大会後、会場内に展示される予定です。