2019年10月26日
コンテンツ番号3182
内陸線沿線の秋の味覚が集結
(2019年10月26日)
阿仁のごっつおまつりが、10月26日(土)に市役所阿仁庁舎前で開かれ、旬のきのこ汁や馬肉煮込みなどの内陸線沿線の名物や特産品などの出店が並び、大勢の来場者でにぎわいました。
このイベントは、阿仁合駅の開設80周年を記念して2016年から企画され、阿仁のごっつおまつり実行委員会(会長=吉田裕幸秋田内陸縦貫鉄道社長)が主催しているもので、今年で4回目の開催となります。
阿仁合駅は、旧国鉄阿仁合線の阿仁前田-阿仁合間の開通に伴い、1936年(昭和11年)に現在地に開設されました。秋田内陸線に転換後、1989年(平成元年)の鷹巣-角館間全線開通を機に、現在の三角屋根の駅舎に建て替えられました。北緯40度にある阿仁合地区のシンボルとして、2002年(平成14年)には東北の駅100選に選ばれています。
この日は、600個ものバターもちの餅まきを皮切りにイベントがスタートしました。会場では、アユの塩焼きや馬肉の煮込みなどが販売され、きのこ汁の無料振る舞いには長蛇の列ができました。また、内陸線で来場した人を対象にホリデーフリーきっぷが当たる抽選会、新米1キロがもらえる阿仁の街歩きスタンプラリーなどが行われ、参加者は宮越商店や阿仁合周辺寺院をまわって阿仁の街めぐりを楽しみました。
会場内のイベントステージでは、じぶり一家によるダンスパフォーマンス、鳳翔華のよさこい演舞、田沢湖龍神太鼓などが行われ、会場は大いに盛り上がりました。また、北秋田市ふるさと大使「ハローキティ」のショーと握手会が行われ、子どもから大人までハローキティとのふれあいを楽しみました。
また、福厳寺で座禅体験が行われたほか、パラリンピック正式種目のボッチャ体験やWAROCK(ワロック)体験ワークショップ、秋田犬ふれあいコーナーなど、晩秋の阿仁合駅周辺では様々なイベントが繰り広げられました。