2019年10月27日
コンテンツ番号3181
押尾川親方から基礎運動の大切さを学ぶ
(2019年10月27日)
押尾川親方によるわんぱく相撲教室が、10月27日(日)に旧北秋田市立合川東小学校体育館で行われました。
この相撲教室は、北秋田市をはじめとする県北地区の相撲競技に打ち込む子どもたちに向けて、豪風として長年大相撲で活躍し続けた押尾川親方を講師に招き、四股・すり足などの基本運動などの実技指導を通じて、参加者の競技力向上並びに指導者の指導方法の改善に資することを目的に開催されたものです。この日は、市内外の保育園児、小学生、中学生など計54人が相撲教室に参加しました。
はじめに、主催者を代表して佐藤教育長が「押尾川親方に、皆さんが楽しく相撲ができるよう相撲教室をお願いした。今日は、自分が普段疑問に思っていることなどを親方から習い、相撲がレベルアップすることを期待している」などとあいさつしました。
続いて押尾川親方から「今日の教室が基礎運動を中心にやりたい。具合が悪ければ無理をせず、怪我のないようにしたいと思っている」などとあいさつし、相撲教室がスタートしました。
今回の相撲教室は、四股、腰割り、股割り、すり足、あたりといった基礎的な運動を中心に行われました。秋田北鷹高校相撲部がお手本を見せ、それにならって参加者も四股などを行いました。押尾川親方は稽古を見てまわりながら参加者に話しかけ、アドバイスを送っていました。また、教室のあとには、親方への質疑応答が行われ、「相撲をしていて一番つらかったことは?」「体を大きくするにはどうしたらいいか」などの質問に、「思うように勝てなかったことが辛かった」「バランスよく食べ、体を動かすこと」などと、親方は答えていました。
最後に参加者を代表して、前田小学校6年の若松蒼空さんが「地元に押尾川親方のような先輩がいることを誇りに思う。これからの練習は、今日のことを思い出して相撲を楽しみたいと思う」などと感想を述べ、合川中学校3年の櫻田隼さんは「今回の相撲教室で自分に足りないところや、体を大きくする方法を知ることができた。今日習ったことを意識して練習したい」などと感想を述べました。