2007年09月08日
コンテンツ番号9690
市内各地区で敬老式 合川地区
合川地区の敬老式が9月4日、合川体育館で開催され、合川地区対象者1493人の内431人が出席して、健康と長寿を祝いました。
今年の市全体の対象者(75歳以上:7月1日現在)は、7499名で、地区ごとでは鷹巣3446名、合川1493名、森吉1492名、阿仁1068名となっています。
式典では、岸部市長が「皆さんがいつまでも元気で長寿を保たれ、地域や社会でそれぞれ活躍し、イキイキと生活を送られますようお祈りします」と祝辞を述べました。 続いて、吉岡市議会議長、金田市老人クラブ連合会副会長の祝辞後、参加者を代表して、今年から敬老の仲間入りをした和田勇治さん(上杉)が「敬老会において諸先輩の仲間入りをさせていただき誠に光栄です。これからは、老いとは衰弱ではなく成熟することだ、この言葉を忘れず噛みしめて生きていきたいと思います」とお礼の言葉を述べました。
市からは、敬老のお祝品として、75歳以上の方全員に記念品が贈られ、米寿(88歳)の方には「バスタオル」、白寿(99歳)の方には「綿毛布」が記念品としてそれぞれ贈られました。
式典後は、祝芸に藤蔭流鳳扇会の演舞、あいかわ保育園の「駒踊り・奴踊り」が披露され、参加者の皆さんは心のこもった各演目に相好をくずしながら、記念の一日を楽しみながら健康と長寿を誓い合いました。
ご紹介
四樹の会作製の箸袋
鷹巣・合川地区の会員6人で構成する、四樹の会(村岡典子代表)から、市内各地区の敬老式に出席される3500人の方に、手作りのお箸袋が贈られました。このお箸袋は、和紙で作った着物を着た人形が飾られている手作りの作品です。そして、間もなく始まる秋田わか杉国体で、北秋田市で開催される競技に出場する選手・監督1600人へ、秋田わか杉国体の思い出になるようにと、同じお箸袋がプレゼントされます。
式典で発表された敬老作文をご紹介します
「おじいさん・おばあさんへ」 合川西小 6年 藤岡 眞也
おじいさん、おばあさん今まで地域のためにがんばってきていただき、どうもありがとうございました。今の時代は、何でもある、とても便利な時代ですが、みなさんが若かった時は、そんなに便利な時代では、なかったと聞いたことがあります。そんな時代でも、うまく生活の知恵を工夫してきたみなさんの努力がぼくたちや地域の人たちの生活の役に立っています。ですから、これからも、地域のみんなのために役に立つようにがんばってください。
みなさんを見ていて、すごいなあと思っていることがあります。それは、冬の雪よせです。この地区は、雪が多いので、雪よせもとても重労働です。でも、雪が積もると毎日のようにたいへんな雪よせをしています。その姿を見るたびに感心させられます。
それに、ありがたいこともあります。それはあいさつです。ぼくが集団登校で歩いていて、知らないおじいさんやおばあさんにあいさつをするとみんな笑顔であいさつを返してくれます。すると自分でも気持ちよくなってまたあいさつをしようという気になるし、その日一日を気持ちよく過ごすことができます。
ぼくも年を取ったら、みなさんのように地域のためにがんばるような人になりたいです。みなさんも今の若い人のお手本になるようにこれからもおからだには十分気を付けて長生きしてください。