2007年09月24日
コンテンツ番号9672
25日から各支所・前田出張所に総合相談窓口を設置
(2007.9.24)
市災害対策本部(本部長=岸部市長)が24日現在でまとめた17日の集中豪雨による災害調査による住宅被害は、床上浸水が251棟、床下浸水が129棟となっており、合川地区の1世帯5人、森吉地区の12世帯32人が依然避難所生活を強いられています。
住宅被害の地区別内訳では、床上浸水が鷹巣地区7棟(川口3、蟹沢1、前山2、舟場1)、合川地区が85棟(川井3、合川駅前1、八幡岱4、木戸石23、増沢31、李岱18、羽根山4、新田目1)、森吉地区が157棟(五味堀8、平里1、巻渕1、小又36、下前田1、鍛治町4、前田駅前80、大渕17、学校通り4、横町3、新町2)、阿仁地区が2棟(阿仁)。
また床下浸水は、鷹巣地区が8棟、合川地区63棟、森吉地区43棟、阿仁地区が15棟となっています。
市と県では、床上浸水となった世帯及び災害で亡くなった方のいる世帯に見舞金の支給を決めており、市では10万円、県では20万円を27日と28日の両日、合同で被災世帯を回り市長らが見舞金を直接手わたします。なお、県では全壊した住宅に対しては60万円を支給することになっており、市と県では税務課及び県税事務所の職員が25日から支給対象世帯の確認のため、現地を訪れ被害規模等の調査を実施する予定です。
24日も阿仁前田地区を中心に復旧作業は続いており、市職員、消防団、市建設業協会、ボランティアらが泥出しや使えなくなった家財道具の運搬、消毒作業などに終れています。
阿仁前田地区でのボランティアは被災直後から一日100人から200人が市内外から訪れ活動に加わっており、NPO学生ボランティア協会の学生や日赤秋田県支部の会員が連日助っ人として大活躍。またこの日は鷹巣阿仁青年会議所が県内の各会議所に声をかけて集まった40人ほどのメンバーが道具持参で作業にあたっていました。
また、避難所となっているクウィンス森吉では、阿仁病院の院長が診療と健康相談を行いました。
復旧作業は、家屋内の泥だし、建具や家財の清掃、側溝の泥出しと家屋の解体と廃材撤去、消石灰や消毒剤などでの消毒作業、交通整理など多岐にわたり、作業を統括する市職員の指示で比較的スムースに行われていますが、被害規模が大きかったこともあり、一段落するまででもまだまだ時間がかかる見込みです。
阿仁前田駅前通りの商店街では、商品や事業に使っている機械・道具類がほとんど使えなくなった商店や工場が多く、地域経済にも大きな影響が出ています。
市では、25日から森吉、合川、阿仁支所及び前田出張所に「災害対策総合相談窓口」を設置し、市民からの災害に関するあらゆる相談業務に対応する予定です。
阿仁前田地区での復旧作業の一場面
お問い合わせ先
市民、市の施設などについて
北秋田市災害対策本部
TEL:0186-62-1111(北秋田市役所)
災害対策総合相談窓口
森吉支所TEL:0186-72-3111
前田出張所TEL:0186-75-2111
合川支所TEL:0186-78-2100
阿仁支所TEL:0186-82-2111
国道105号線、県道など県の施設について(⇒状況はこちら)
秋田県災害対策部(北秋田地域振興局) TEL:0186-62-1251
北秋田地域振興局建設部 企画道路課 TEL:0186-62-3111
ボランティア協力について
北秋田市災害ボランティアセンター(森吉福祉センター)
TEL:0186-72-3494 0186-72-5260
豪雨災害義援金口座(郵便貯金)
(郵便貯金)普通:2270-8-1616 名義人:北秋田市災害対策本部
(北都銀行)普通:034-6123395 名義人:北秋田市災害対策本部
(秋田銀行)普通:241-912333 名義人:北秋田市災害対策本部