2007年09月27日
コンテンツ番号9668
災害対策本部、27日
(2007.9.27)
9月27日に開かれた北秋田市災害対策本部(本部長=岸部市長)では、現在、避難生活を続けている前田地区住民の現状や、県の災害対策本部及び現地対策本部が廃止されることが報告されたほか、28日に行われる被災者への見舞金支給などについて協議が行われました。
27日現在で避難生活を続けているのは小又・前田駅前地区など11世帯21人。市では、鷹巣地区や米内沢地区の市営住宅、公立米内沢総合病院の病院住宅などが一部空いていることから、希望者を募り抽選等で入居してもらうとともに、不足分は、森吉山ダムJVで使用した仮設住宅への入居について理解を求めることなども検討しています。
また県では、被害の状況について施設の箇所数、面積などの把握が済み、住民生活の安定確保対策及び公共土木施設の応急対策がほぼ終了したことなどから、災害対策現地本部を廃止することを決めるとともに、二次被害を含め被害の拡大のおそれがなくなったことなどから災害対策本部についても廃止することを決めたことが報告されました(廃止日時:27日午後5時)。
今後、県の本部体制は災害対策部を設置し、市町村との連絡調整を図るとともに、各地域に災害対策部を置き(部長=地域振興局長)住民に対する総合窓口業務や道路・河川・農地等の災害復旧にあたることになっています。
見舞金の支給は28日午前9時から、各地区・集落別に予定通り実施されることになっています。また、被害の大きかった前田・大渕・増沢3集落を対象とした被災地説明会は29日から10月1日までの期間、各地区の集会施設で行われ、市からは岸部市長・佐藤副市長ほか各部長、県からは武藤地域振興局長など各部の部課長らが出席し、説明にあたることになっています。
また、救護所となっている前田出張所の2階では、29日には午後3時から4時まで、30日には午後4時から5時までに北秋中央病院の医師が出向き、健康相談が行われることになっています。
27日現在で災害対策本部がまとめた家屋等の被害状況は次のとおりです。
- 建物被害状況(27日現在)
- 鷹巣地区(床上浸水16棟、床下浸水12棟)
- 合川地区(床上浸水88棟、床下浸水62棟、非住家174棟)
- 森吉地区(床上浸水170棟、床下浸水37棟、非住家36棟、その他2棟)
- 阿仁地区(床上浸水3棟、床下浸水9棟、その他2棟)
- 合計(床上浸水277棟、床下浸水120棟、非住家210棟、その他4棟)
- 被災地説明会日程
- 前田地区 9月29日(土)午後6時30分〜 四季美館
- 大渕地区 9月30日(日)午後6時30分〜 児童館
- 増沢地区 10月1日(月)午後6時30分〜 集落会館
※日程は当初予定から変更になりました。いずれの地区にも市長、副市長、教育長、建設部長、産業部長、支所長らが訪問し、説明と相談にあたります。
お問い合わせ先
市民、市の施設などについて
北秋田市災害対策本部
TEL:0186-62-1111(北秋田市役所)
災害対策総合相談窓口
森吉支所TEL:0186-72-3111
前田出張所TEL:0186-75-2111
合川支所TEL:0186-78-2100
阿仁支所TEL:0186-82-2111
国道105号線、県道など県の施設について(⇒状況はこちら)
秋田県災害対策部(北秋田地域振興局) TEL:0186-62-1251
北秋田地域振興局建設部 企画道路課 TEL:0186-62-3111
ボランティア協力について
北秋田市災害ボランティアセンター(森吉福祉センター)
TEL:0186-72-3494 0186-72-5260
豪雨災害義援金口座(郵便貯金)
普通:2270-8-1616
名義人:北秋田市災害対策本部