2007年08月06日
コンテンツ番号9719
米内沢の森川泉さん
(2007.8.6)
このほど開かれた女性力士の県大会「第11回県新相撲選手権大会(兼第12回全日本新相撲選手権大会秋田県予選会)」の重量級(65以上)及び無差別級の2階級を制覇、全国大会への切符を手にした森川泉さん(23、会社員)=米内沢字黒沢=が8月6日、市役所を訪れ、佐藤修助副市長に結果を報告しました。
大会は8月5日、秋田市新屋の県立武道館で開かれました。森川さんはこの大会に森吉中学校、米内沢高校当時から出場、これまで7回の優勝を果たしています。平成13年には秋田県で開かれた第6回ワールドゲームズの公開競技、相撲女子軽量級に日本代表の1人として出場。大会最終日に銅メダルをかけた敗者復活戦に臨み、2回戦でロシアのナタリア・ボブキナに惜しくも敗れ、メダルを逸したものの、上位入賞を果たした実力の持ち主。
全国大会にも3度出場、昨年の第11回全日本新相撲選手権大会では3位と善戦しました。
中学時代、柔道部だった森川さん。「全国大会に行けるよと誘われたのが相撲を始めたきっかけ。親に言われてすぐやめる予定だったが、上を目指して結局いままで出場を続けた。世界選手権出場の夢はあるが、身長や体重で日本のトップには及ばないので難しい。しかし、全国大会では力を出し切りたい」と抱負を語っていました。
佐藤副市長は、「市の相撲人口は以前と比べるとだいぶ少なくなったが、子どもたちの目標になるように優勝めざして頑張って」と激励しました。
全国大会「第12回全日本新相撲選手権大会」は9月16日、大阪府堺市の大浜公園相撲場で開かれます。がんばれ森川!