2007年08月13日
コンテンツ番号4185
まとびの里子ども自然村
(2007.8.13)
子どもたちが短期間山村での生活を体験する「夏休み・まとびの里子ども自然村」が市合川学童研修センターを拠点に開催され、全国から参加した子どもたちが北秋田の自然と暮らしを体験しました。
自然村は、7月26日〜31日(1期)、8月1日〜7日(2期)に開かれ、遠くは京都府や首都圏から計67人が参加しました。
子どもたちの活動は、期間中の食事で使う箸を自分で作ることから始まりました。天然秋田杉を小刀で削り、そして紙ヤスリで仕上げて、最後は自分の名前を書いて完成。天然杉のさわやかな香りがする箸を手にして食事の時間を楽しみにしていました。
活動は、1期2期共通として、阿仁川での川遊び、自然観察、釣、昆虫採取、里めぐりなどを体験。また、1期では農家に宿泊し、野菜の収穫や郷土料理作りなどを体験。2期では、樺細工のキーホルダー作りや森吉山登山などを体験しました。
最終日前夜には、合川の伝統行事「万灯火」を体験。自分たちで作ったダマ(布などを丸めて堅く縛り、油を染み込ませた物)を使った万灯火は、山々に炎の放列を浮かび上がらせ、子どもたちは万灯火に感動していました。
最終日は、自然村で仲良くなった友達と自分の住所・名前を書いたハガキを交換し、文通の約束をしていました。
この事業は、平成2年度より旧合川町で、その後北秋田市で継続して行われているもので、子どもたちが長期休みを利用し、夏は、川遊びやキャンプ、農作業体験、登山など、冬は、ノルデックスキーやかまくら作り、農家宿泊体験、そして、共通して合川の伝統行事「万灯火」を体験します。