2007年08月19日
コンテンツ番号9705
史上最大のつかみ取りパート9
(2007.8.19)
北秋田市鷹巣漁業協同組合(湊屋啓二組合長)と鷹巣子ども会育成連絡協議会(会長=同)が主催する「史上最大のつかみ取りパート9」が8月19日、米代川河川公園で開かれ、親子連れなどがイワナやヤマメ、ニジマスのつかみ取りに挑戦しました。
このイベントは、子どもたちに自然に親しんでもらうとともに、川の大切さを知ってもらうことなどを目的に開催されたもので今年で9回目。
昨年までは、鷹巣東小学校そばに国土交通省が整備した「水辺の楽校(がっこう)」の水路で同事業を行っていましたが、今年は会場を変え、昨年から同省が主体となって整備を進めている同河川公園内の「せせらぎ水路」で実施されました。
水路は鷹巣橋から500mほど下流の米代川右岸に設けられ、本流の水を引き込んで子供たちが安心して水辺で遊べるように整備されています。
この日参加したのは、市内の園児・児童や夏休みで帰省した子どもたち、保護者など約120人。開会式では、湊屋会長が、「かつては木や草で覆われていた米代川の川辺も美しく生まれ変わり、河川に気軽に親しめるようになった。きょうは魚をいっぱい用意しているので、がんばって取って」などとあいさつ、ルール説明のあと幼稚園・保育園児、学校低・中・高学年、中学生、高校・一般と6組に分けてつかみ取りが始まりました。
放流されたのは、イワナ、ヤマメ、ニジマス、アユ合わせて1,600尾。子どもたちは水路に入り、すばしっこく動き回るイワナに歓声を上げながら、つかみどりにチャレンジしました。
水路の深さは約20センチほどと浅く魚影はすぐ目の前にたくさん見えるものの、魚も逃げるのに必死。またお父さんお母さんたちは「ほら、そこそこ!」と気が気でないようす。子どもたちは服をびしょ濡れにしながら、岸辺や水路せき止め用のネットに魚を追い込み、ようやくつかみ取ると喜色満面でお父さんたちの持つバケツや袋に入れていました。